H30 アーカイブ


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2018.9.28 No.87

「研修の秋 〜生徒の力を伸ばすため〜」

 9月27日2限、1年2組で「理科」の高橋映子先生の授業公開(グループ研)が行われました。単元は身のまわりの物質(気体の性質)、生徒は「中庭の椿の実にオキシドールをかけて発生した気体は何か?」という問いをもち、グループ内で実験方法を選択して追究しました。課題とまとめはもちろんのこと、本時の流れの明示、タイマーによる時間管理、ビデオによる気体を取り出す演示実験とUDLが当たり前のようになされていてさすがだなと感じました。一生懸命に、また楽しそうに学習する生徒の姿から、理科が大好きなことがよく伝わりました。

 同日5限、2年3組で「社会科(地理的分野)」の山貝洋輔先生の授業公開(新潟市の黒帯研修)が、新潟市教育センター稲葉指導主事をお迎えして行われました。単元は中国・四国地方、生徒は「中国・四国地方で成功している地域おこしの4つの事例に共通することは何か?」という問いをもち、前時に作成したミニレポートを基にグループでの話し合い、地域の自然条件をうまく活用する人々の工夫や努力という共通点を見出していきました。授業者のテンポのよい進め方と2年生の集中力も素晴らしいと感じました。









2018.9.27 No.86

特別の教科 道徳」

 9月26日(水)5限、新潟教育委員会指定の道徳の授業研究(2年3組)が、新潟青陵大学の中野先生を講師にお迎えして行われました。授業者の西片宣明先生の取り上げた主題は「夢や希望」、私たちの新しい生き方2にある「小さな大エース」と呼ばれた挑戦者を教材として、主人公が努力を続けることができた理由・背景を生徒に考えさせる内容でした。西片先生は生徒のどんな意見も肯定的に拾い上げて対話を促すなど、丁寧に授業を展開しました。協議会では、特に「考え、議論する」ことの目的と方法、自分事として考えさせる働き掛けについて意見が交わされました。中野先生からは、特に「深い学び」「納得解」を大切にすることや、当校の「一枚ポートフォーリオシート」(道徳用振り返りシート)の留意点など評価の在り方も含めて指導をいただきました。また、「2年生は、アンダーラインの引き方やホワイトボードの利用の仕方などよく鍛えられていますね。」と、学び方についても価値づけてくださいました。ありがとうございました。次回は11月21日の本発表です。次年度使用する新しい教科書の題材を取り上げて公開する予定です。








2018.9.26 No.85

新旧交代」

 9月25日6限、当校体育館で「新潟市中学校総合体育大会の選手激励会」が行わました。ご家族の方々も20名ほど駆けつけてくださいました。時間通りに吹奏楽部の演奏に合わせて選手が入場してのスタートです。そんな中で、あれだけ頑張ってきた3年生の大半がすでに引退し、1,2年生を中心とするこの度の選手激励会、時の移ろいの早さを感じざるをえません。
 今回は駅伝競走を含めると16の団体、個人が各種大会に出場します。各新部長の決意表明や「はい!」と大きな声を出して素早く動く部員の立ち姿(特に男子バスケ、女子バレーが美しかったですね。)、そして、選手宣誓(バドミントン部の薄田泰成さん)からも試合にかける熱い思いを感じました。また、生徒会長の熊倉麻衣さんの激励の言葉からは、後輩に対する先輩を代表しての温かいエールを感じました。さらに、いつもながら気合い十分の応援委員会と、それに応える全校生徒・教職員の校歌や第一・第二応援歌は、3年生の力強い後押しもあって、春のそれ以上に大きな声が体育館一杯に響き渡り、一体感を感じた瞬間でもありました。
 選手の皆さんは、勝敗にとらわれずに、「自分の力を100%出し切ること!」を胸に刻んで大会に臨んでください。そして、苦しい時こそ、「ネバー・ギブアップ!」と心の中で何度も何度も繰り返し、その局面を乗り越えてほしいと思います。
 最後に部活担当の小林禎子先生からも諸注意がありましたね。ルール・マナーをしっかりと守り、安全に、かつ東新潟中学校の生徒としてのプライドをもって行動してほしいと思います。皆さんの健闘を祈ります。

















2018.9.25 No.84

甲府に響いた東新の歌声」

 甲府市を訪れたのは、若い頃の社会科巡検の時以来です。およそ新潟とは異なる一面ぶどう棚の広がる風景や南アの山々がそびえる景色は、いかにも山梨らしいと感じます。
 9月23日(日)、甲府駅前の大通りは、開府500年を記念するカウントダウンイベントで大変な盛り上がりようでした。そんな中当校の合唱部は、市のコラニー文化大ホールで行われた関東合唱コンクール(第73回)のステージに立ち、その集大成となる美しい歌声をホール一杯に響かせました。このわずか8分の発表のために、どれほど厳しい練習をこれまで積み重ねてきたのでしょうか…。本大会の中学校同声合唱の部は、関東支部に所属する9県の各予選を勝ち抜いた計27校が競い合うので、その一部を聴いただけでレベルの高さを感じました。審査の結果は銅賞でした。それでも16名(内3年生4名)みんなで創りあげた唯一無二の素晴らしい合唱に、私は心から拍手を送りたいと思います。前庭での記念撮影の後、部員と指揮をした顧問の山田先生、引率をサポートした副顧問の大和先生を労い感謝の思いを伝えて、単身あずさ26号に乗り込み新潟に戻りました。濃密な秋分の一日となりました。






2018.9.21 No.83

「チャンス相談」

 中学生になると心身ともに成長し、いわゆる思春期や反抗期とも呼ばれる年代になります。同時に自分一人では解決しにくいような悩みや不安を抱える時期でもあります。そんな時、誰かに話を聴いてもらい、わかってもらうことで、元気や勇気がわいててくることがあります。今すぐに全て解決できなくても、自分の気持ちをわかってくれている人がいるという安心感をもつことが、学校や家庭でも必要ではないでしょうか。
 当校には廣瀬スクールカウンセラーが配属され、5月以降毎月2〜3回来校し、生徒や保護者の相談にあたっています。少しでも力になりたいと話していますので、どうぞ気軽に遠慮なく利用してください。もちろん、他の教職員も生活や学習、進学や進路、心身のことなどを含めていつでも対応OKです。上手に周囲のサポートを活用して、自分の問題を前向きに乗り越えていける生徒に育てていきたいと思います。

  




2018.9.20  

「手作りの切り絵カレンダー」

 当校の特別支援学級<7組:本間(友)先生、8組:山田先生、9組:高橋先生、10組:本間(雅)先生>の生徒の作品が、廊下や教室に掲示されています。これを見るにつけ、温かさが伝わってきて心が和みます。それは、作り手の心の優しさの裏返しであるととらえています。先日、次年度に使うカレンダーの切り絵の作業学習を参観しました。外部講師の田巻さん(学習支援ボランティア)からアドバイスを受けながら、一人一人が担当する月の図柄を一生懸命にカッターで切り抜いていました。また、支援員の柴田さん、江口さん、菅原さんも生徒の相談にのったり、図柄をコピーしたりサポートしてくださいました。「このカレンダーは絶対売れるよ!」と私、さて、どんな作品に仕上がるのでしょうか?今からとても楽しみです。










2018.9.19

「マイ ハッピーターム」

〇 学校の校歌は、地域の願い、同窓生の思い、学校の心です。私の母校は集落の少子化が進み、小学校も中学校も統合で新しい学校になりました。このため以前の各校の校歌はすべて消滅してしました。私は今でも時々口ずさむことがあります。
 そんな中、東新中の校歌がなかなか覚えられない私に、先日、合唱部顧問の山田先生が、練習の合間を縫って生徒の校歌の歌声を録音してくれました。それだけではなく、生徒会歌も添えて。私はとても嬉しく、自分だけではもったいないので、当校のホームページのトップにアップしてもらいました。在校生の皆さん、保護者の皆さん、同窓生の皆さん、これでスマホさえあれば、いつでもどこでも母校の校歌や生徒会歌が歌えます。さあ一緒に歌いましょう。

〇 生徒会歌誕生のいきさつは、平成3年の創立40周年記念誌「飛躍の東新」(9代:安藤耕平校長)に記されています。生徒会本部の皆さんが生徒から歌詞を募集し、たくさんの時間をかけて練り上げ、当時の音楽担当の鍋谷先生の指導のもとやっと完成したとあります。何年も前からすでに歌わなくなったこの生徒会歌、再び生徒が歌うことを待ち望んでいることでしょう。






2018.9.13  

「新潟県 県民性の歴史」

 著者の伊藤充先生(新潟大学特任教授)から「新潟県県民性の歴史」(新潟日報事業社)を頂き、読ませていただきました。この本の特徴は、これまでの日本の歴史を縦に切って、政治史、社会・生活史といったテーマを細分化して、過去から現代にいたるまでを見通して記述されている点にあります。(例:新潟米の歴史、道の歴史…)ですから、中学生でもその気になれば興味・関心のあるところから読み進めることができます。著者は「地域性・県民性の形成の歴史を知ることは、自分たち自身を知ることである。」「新潟県民はもっと自信をもってよい。」と述べています。新潟県民・新潟市民としてのよさや、マイナス面を乗り越えてくいくためのヒントが、この本にはたくさん埋め込まれており、同時に歴史がとても身近に感じられますので、興味のある方は読んでみてください。







2018.9.12  

「アフタースクール始まる」

 9月6日,3年生を対象にした「アフタースクール」が,当校の第2図書室を会場に行われました。今回,英語を受講者した生徒は総勢で24名です。この日は江南高等学校の体験入学と重なりましたが,それでも終えてから参加した生徒もおり学ぶ意欲の高さが伝わります。また,学習内容も教科書からさらに踏み込んだ発展的な内容への挑戦とあって,皆さん真剣だったと担当の西方先生から伺いました。18日は,いよいよ数学が開講されます。果敢に挑戦してください。
 さて,東新潟中学校では「自主学習教室」(ボランティアルーム)と称し,勉強できるスペースを確保しているのをご存じでしょうか?仲間と一緒に勉強したり,教え合ったりすると学習内容が身に付きやすいと言われていますので大いに活用してください。また,日々の授業や宿題などで分からないところを先生方に尋ねていますか?ぜひ,遠慮なく教務室にいる先生方に聞きに来てください。先生方は時間の許す限り喜んで質問に答えてくれるはずです。このように学習についても様々な場面で学び合い高め合う姿が,当たり前の風景になるといいなと期待しています。




2018.9.11  

「片桐養護教諭の授業」

 9月6日5限、ランチルームで2年生を対象に、片桐養護教諭による保健の授業「自分らしさって何だろう 〜ありのままの自分を知ろう〜」がありました。エコグラム(個性を把握するための診断テスト、性格の良し悪しを判断するものではない。)のグラフ作成を通して、自分の長所や短所など自己理解を深めていくというものです。 生徒は、様々な心の働きのバランスが、その時の自分となって表れることに気づいていったようです。これから「自分がどう生きていくのか」を考える貴重な時間となりました。



2018.9.10  

「北の大地揺れる」

 9月6日未明、北海道を震度7の地震が襲いました。地震と言えば、私もすぐに幼い頃の新潟地震や白新中に勤めていた時の中越地震の体験を思い出します。北海道は私にとって学生時代に山々を縦走したり、働くようになってから車や電車で旅をしたりと、思い出深いあこがれの土地でもあります。被災された皆様には心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念申し上げます。
 折しも先日、当校が新潟市の避難所に指定されているため、万一に備えての打ち合わせがあり、市の職員3名と牧野教頭、坂上防災担当とで避難物資の置き場所や避難時に利用する部屋、鍵の取り扱い等の確認を行いました。
国土交通省が作成している新潟県の「液状化マップ」を見ると、東新潟中学校区も残念ながら、中山の一部を除いて危険度3〜4の高い地域になっています。「天災は忘れたころにやってくる!」と言われますので、これを機会にご家庭でも保護者とお子さんのいざという時の連絡方法や避難する場所、家具等のチェックをするなどして安全確保に努めていただきたくお願いいたします。


 







2018.9.07 A 

「マイ ハッピータイム」

〇 先日の全校朝会で、笠原光太郎さん(3年)が、8月初、新潟市の平和推進事業「広島平和記念式典」に参加しての体験報告を行いました。「戦争や原爆、日本で何が起きていたのかを知りたい…。」その自ら「知りたい」「学びたい」という好奇心が素晴らしいと感心しました。ですから式典への参列、原爆ドームの見学、被爆者からの聞き取りでの学びが深いものになり、説得力がありましたね。ぜひ、1,2年生も来年あとに続いてほしいと期待しています。

〇 同様に、森平晴凪(はるな)さん(2年)が、8月20日、北区文化会館で行われた「新潟市中学校英語発表会」に東新潟中学校の代表として参加しましたので、そのスピーチを全校生徒に紹介しました。「Steps to the future」、将来のなりたい夢・目標(航空管制官になりたい!)をテーマに堂々と発表しました。内容もさることながら、その落ち着いた所作や明るい笑顔、流ちょうな発音が特に素晴らしいなと感心しました。今後ますます進むであろう国際化、グローバルな社会の到来において、
英語力を武器に活躍してほしいと期待しています。

〇 先日行われた東風祭の応援パネルが、東区教育支援センターのはからいで、東区役所南口エントランスで紹介されていますので、来庁の際はぜひご覧ください。<期間は9月7日(金)〜13日(木)まで>




2018.9.07 @ 

「台風21号の爪痕」

 強い台風21号は9月4日の夜、新潟市を暴風域に巻き込みながら北上していきました。その際、当校の正門脇の大きなポプラの古木をなぎ倒した模様です。その夜地域パトロールをしていた東区建設課の方が発見し、適切に処理をしてくれたとのこと。その後の調査では、横並びのポプラもいつ倒れてもおかしくない危険な状態だということがわかりました。生徒並びに通行人の安全確保のために、この際、正門わきの古木2本も伐採するよう施設課にお願いしたところです。それまでの間当面、正門からの出入りはできませんのでご注意ください。(昨日、保護者あての文書を生徒にもたせましたのでご確認ください。)よろしくお願いします。



2018.9.05 A 

「考え,議論する道徳」の授業を目指して」

 来年度,中学校でも本格実施される「特別の教科 道徳」の時間は,どの学級でも年35時間の授業を成立させること,そして,資料を読み取ったり,答えを求めたりする道徳から,「考え,議論する」道徳へ,量的・質的な転換が求められています。
 東新潟中学校では,新潟市教育委員会の指定を受けて年間の研修計画に,この事業を上手く組み入れながら授業力の向上を目指し,生徒の心を耕していくことにしています。講師には,新潟青陵大学の中野啓明先生をお迎えして推進します。
 今求められている道徳の授業を,当校のスタッフが肩肘張らずに公開して参りますので,これを一つの叩き台として,各校におかれましても道徳の授業づくりにご活用いただければ幸いです。









2018.9.05 @ 

「力戦奮闘 〜東風祭スローガン〜」

 待ちに待った東風祭、台風21号の間げきをぬい、一部プログラムを変更して 実施いたしました。各軍ともに個と集団の力を存分に発揮し、素晴らしい成果を収めて無事に終了することができました。競技は最後の選抜リレーまで、応援・パネルはいずれもほとんど差がつかないくらいの接戦となるなどハイレベルの東風祭となりました。
 これも実行委員長の広沢涼さんはじめ、各軍団長(赤;関根聖さん、黄:遠藤裕太郎さん、青:藤村勇輝人さん))のリーダーシップと、それを支えたメンバーの協力と団結のたまものだと思います。
 平成最後にふさわしい感動の東風祭、本当にありがとう。そして、お疲れさまでした。ご来賓のPTA役員、同窓会役員の皆様方、保護者や地域の皆様、ご来場及び最後まで温かいご声援ありがとうございました。




2018.9.01 

「ホームページ更新 by コンピューター部」

 当校ホームページに「生徒会・委員会活動の紹介」が新たに加わりました。この夏休み中に顧問の白井先生のアドバイスを受けながら,コンピューター部の3年生(部長:神林凛太郎さん,駒木根通元さん,遠藤力矢さん)が中心になって作成したものです。「簡にして要を得た」内容になっていますのでご覧ください。(トップページ「東新中の教育」在中)今後は2年生が「部活動の紹介」の作成を引き継ぐとのことですので,皆さん楽しみにしていてください。(プレッシャーかな。)




2018.8.31 

「JRC委員会が動く」

 今年の6月28日から7月8日ごろにかけて降り続いた豪雨は、西日本を中心に亡くなった方200人を超える甚大な被害をもたらしました。被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念しています。
 そんな中、当校の生徒会JRC委員会では8月28日から「西日本豪雨災害の募金活動」を毎朝生徒玄関で行っています。生徒一人20円の募金を目標に活動をしておりますので、ご協力いただければ幸いです。  











2018.8.30 

「輝くハイパージュニアレスキュー」

  去る8月21日、新潟市体育館で、地域の防災活動の担い手として期待される中学生を対象に行われた「中央区ハイパージュニアレスキュー講習会」に、当校生徒会役員も初参加してたくさんの学びを得てきました。(民放も取材・放映)
 この講習は、災害時における役割を学習し,“避難所運営”に特化した防災知識や技術の習得を図ることを目的に開催されたものです。参加した生徒からは「いざ、災害にあった時のイメージもつことができ、防災訓練の大切さを見直すよい機会になった。」「災害時の発電機や投光器などの道具の扱い方や、避難所の設営の大変さがわかった。」といった感想が寄せられました。東新中校区では、中学生も立派な防災の担い手として地域住民から期待されています。ぜひ、講習会での学びを他の生徒にも伝えていってください。防災担当の坂上先生、引率等お疲れさまでした。









2018.8.29 

「学生支援ボランティアと学校フィールドワーク」

 東風祭の練習もいよいよ佳境を迎えました。各軍ともに3年生リーダーを中心に一体となって頑張っています。
 さて、8月28日から、これまでの「学生支援ボランティア」の田中さん(新潟大学4年)に加え、新たに平島さん(新潟医療福祉大3年)が週1回、当校の教育活動のサポーターとして参加します。また、昨年に引き続き、新潟大学の「学校フィールドワーク」の1年生2名(佐久間さん、渡邉さん)が、9月まで定期的に当校で活動します。いずれの学生も目的意識が明瞭で将来有望な方々ですので、少しでも教員を目指すキャリア意識の形成と、よりよい学校理解の一助になればと思います。生徒の皆さんも若い学生とのかかわりを通して、たくさんの学びを得て、豊かに成長してほしいと願っています。







2018.8.28 

「全国学力・学習状況調査」

 毎年4月に3年生を対象に実施している全国学力・学習状況調査の結果を、「全国」(公立校)と「東新潟中学校」で比べたところ、国語B、数学A、数学B、理科の4科目で全国平均を上回りました。特に理科は2ポイント余り上回っており、昨年度より「定期テストに活用力を問う論述問題」を位置付けるなど、授業改革を進めてきたことが要因としてあげられそうです。現在、質問紙を含めた考察が、研究推進委員会を中心に行われています。詳細は10月初の学校だよりでお伝えいたします。
今後も3年生はもちろん1,2年生も、将来の目標達成に向けて、日々の授業と家庭学習の充実に全力を注いで力を伸ばしてくれることを期待しています。





2018.8.27 

東新潟中学校 校歌をめぐって

 8月中旬、小林昌二同窓会長(新潟大学人文学部名誉教授)から「校歌についてのビデオレター」が届きましたので、今朝全校朝会で紹介しました。
 「歌い継がれている校歌は、61年前の1957年3月3日の制定でした。わが校の発足が1949年12月1日ですから、7年余り後の誕生でした。校歌誕生当時私は1年生、その3学期が終わろうとしていました。そのためか2年生になって、音楽の時間で習い覚えたように思います。… 野球部で生徒会常任委員を務めていた友人は『東新潟中学校』のフルネームがよかったと言っています。当時、西新潟のライバル校の名前は2文字だったのに対して、我が校が「東新潟」を代表するような名前で、相手に負けられないと連想させ、感じがよかったといっています。… 私はというと、
校歌一番の「わが誇り」とあるミナトを愛し、沼垂や木戸、長嶺の町や村と共にある、そんな学舎で学んでいるフレーズが、将来に向かって自然に広がっていく、そんなところが好きでした。… さあ、在校生の皆さん。それぞれの校歌のどういうところがよいと思っていますか。誇りや励ましという未来につながるXやY、また懐かしく、いとおしく思える将来でのアルファーやベーターがありそうですね。」
 生徒も職員も、東新中の名に懸けて「全力校歌」でまいりましょう。

 









2018.8.23 

「感 謝」

 当校の石ア優子総括事務主幹(事務長)が、8月22日の早朝、病気治療かなわず、逝去されました。

 石ア優子さんは、東新中にとって、いや新潟市にとってかけがえのない方でした。突然の悲報で言葉もありません。当校では平成27年より東地域学校事務支援室長として北区・東区の事務を統括する指導的なお仕事をされ、職員はもちろん多くの事務職員の方々から慕われ、厚く信頼されていました。校内でもご多用の中、何か困ったことや相談ごとがあると、いつも優しい笑顔で丁寧かつ適切に応対してくださいました。私とは8月3日のショートメール「はやく涼しくなることを願っています。」の言葉が最後となりました。

 これまで一心不乱に学校のことや義母の介護にと命を燃やし続けてきましたので、向かう先では、ゆっくりと休んでほしいと願っております。ここに教職員とともに生前にいただいた数々のお支えとお導きに心から感謝してお見送りしたいと思います。

                                   合 掌

 







2018.8.21 

「羽ばたけ! 関東合唱コンクールへ」

 8月19日(日)午前、新潟県民会館大ホールで「第59回全日本合唱コンクール新潟県大会」があり参観しました。中学校から大学一般まで参加する格式の高い大会とのこと、中学校は14校がステージに立ち歌声を競いました。東新潟中学校は10番目に登場し、「嗚咽」(おえつ)と「野茶坊」(のちゃぼう)の2曲をアカペラで歌いました。指揮者の山田先生のマジックのもと、メリハリのある歌声と美しいハーモニーで東新中独自の音の世界を表現していました。歌い終わった生徒達も満足げな表情でしたので、それだけでよかったと思いました。結果は金賞を頂き、9月23日の甲府市(コラニー文化ホール)で行われる「関東合唱コンクール」に参加し、県代表としてさらなる高みを目指します。頑張れ!東新!応援よろしくお願いいたします!

 














2018.8.20 

「マイ ハッピータイム」

〇 フランス・リヨンから当校に一週間余り体験入学していた2年生が、7月末にフランスに帰国しました。祖母の実家から東新潟中に通っていたのですが、彼女が特に日本とフランスの学校文化の違いで驚いていたのは、「日本は生徒が自分たちで清掃を一生懸命にやっていること」だと話してくれました。フランス語、英語、日本語をはじめ、世界のことをもっとたくさん学びたいという好奇心旺盛で前向きな考え方が素晴らしいなと感じました。

 8月初め、同窓会役員宅で納涼会があり参加させて頂きました。東新潟中学校の校歌の話題になるや、校歌はもちろん応援歌まで皆さん歌い始めてびっくり…。母校に対する思い入れの深さを改めて感じ、まだ校歌さえもよく覚えていない私が恥ずかしくなりました。お酒を酌み交わしながら、沼垂のゴロちゃの心温まるお話、新潟国体開会式セレモニーで越後獅子を踊ったお話、新潟地震の時、硫黄が流出した騒ぎなど興味深く聴かせていただき、あっという間に楽しい時間が過ぎていきました。

〇 8月6日、9日は、言わずもがな日本の広島・長崎に原子爆弾が投下され、多くの尊い命が奪われた日です。図書館には沖縄戦を含めた「戦争・平和」に関する書籍・新聞コーナーがありました。(佐藤司書さんの適切な配慮に感謝!)
「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目になる。」(ドイツ・ワイツゼッカー大統領:戦後40年での演説)、「戦争や軍隊は人間をダメにする。二度と戦争をしてはだめだ。」(これは亡くなった私の祖父の口癖)しっかりと心に刻んで、日本や世界が進むべき道を誤らぬよう学び続けましょう。自身が原爆2世という福山雅治さんの名曲「クスノキ」、機会があれば聴いてみてください。間もなく平成最後の終戦記念日を迎えます。黙とう


〇 8月8日、「新潟県NIEアドバイザー会議」が、黒崎の新潟日報社おもしろしんぶん館であり参加しました。初めて訪れるそこは、印刷工場を兼ねているだけあって微かにインクの匂いがして、日報の紙面が壁一面に貼られているなどインパクトのある建物でした。 新しい道徳が始まる中、新聞が主たる教材となりうるのか、特に読解に時間のかかる子どもたちへの働き掛けの工夫が一層大切になるという報告には説得力がありました。
 当校の生徒は朝読書が定着しているので、気軽に新聞の活字にも目を通して、親しんでほしいなと思っていますし、職員も教材探しの目で新聞を活用してほしいと思います。

〇 8月16日、久しぶりの恵みの雨、伝統の「沼垂祭り」が行われました。当校の美術部もここ数年、西龍が島町内の「灯篭の絵:龍」を描き、引き回しに参加しています。(新潟日報:平成30年8月15日「地域への愛 竜に込め」掲載、参照を)

 夜7時からの、沼垂四つ角で繰り広げられる各町内で作った「喧嘩灯篭の押し合い」を初めて参観しました。当夜は南魚沼市浦佐の若い衆6名が応援に駆け付け、市長や議員、たくさんの人達が見守る中で、1トン余りの灯篭同士が激突し、祭りも最高潮に達します。見ている方も手に力が入ります。灯篭に灯されたロウソクの火が描いた絵を、美しく映し出します…。最後は沼垂白山神社のおみこし様の下を全員が静かにくぐり、厄払いをしてお開きになるという「動と静」の素晴らしい祭りでした。沼垂の皆さんの心と心の結びつきやパワーと誇りを感じ、爽やかな気持ちで会場を後にしました。恵みの雨はすっかり上がり、三日月が綺麗な夜でした。
 
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2018.8.16 

「燦」

 8月10日午後,新潟市民芸術文化会館コンサートホールで「第85回全国NHK音楽コンクール県大会」があり参観しました。さすが各地区大会を勝ち抜いた学校とあってどの歌声も個性的で素晴らしかったです。東新潟中学校16名の部員達も,指揮者の山田先生とひとつになり,心のこもった美しいハーモニーを奏でました。あのステージでの堂々とした所作は,「力の東新」の姿でもありました。結果は奨励賞,明日の未来につながる価値ある賞をいただきました。帰り道,白山公園の蓮の花がきれいに咲いてました。合唱部の努力をたたえているようでした。
 




2018.8.9 

「高校生の底力」

 8月7日、第29回全国産業教育フェア新潟大会が、新潟市体育館で開催され参観してきました。(当校からは西片進路指導主事引率のもと、3年生10名ほどが参加)県内34ケ校の高校が参加しており、高校生が課題追究で製作した作品紹介、授業で製作した作品や生産物の販売、各校の取組のステージ発表など多様なイベントで活気に溢れていました。また、高校生が各ブースを笑顔で運営している姿に、心を引き付けられました。ついつい機械科の生徒の作った「金属製ペン立て」や、農業科の生徒の作った「苔玉」を買ってしまいました。実際に会場に足を運んでみてわかることがたくさんありましたので、来年は1・2年生や保護者の皆さんからも、ぜひ多数ご参加いただければと思います。自分の進路についての考えを深めるよい機会となるはずです。
 




2018.8.6 

「夏に鍛えるB」

  8月6日午前,東新潟中学校区の小中連携四校合同研修会が,90名超の職員を集めて東新潟中学校を会場に行われました。第一部は,新潟県人権・同和センター理事長の黒田玲(あきら)様をお迎えしてご講話をいただきました。差別する側というのは,差別していることに気付かないもの,人と比べて個を推し量ることの愚かさ,子どもから学ぶ謙虚さなどたくさんのご教示をいただきました。第二部は,4つの事業部会と3つの領域部会に全職員が分かれて,各校の取組や課題等の情報を積極的に交流し合いました。中学校区の目指す子ども像の原案や四校合同のシンボルマークなど確認し合い,小中一貫に向けた確かな一歩を踏み出すことができました。



2018.8.2 

「熱中症に気をつけて!」

 7月末,市内小学校の陸上記録会が中止されるなど記録的な猛暑が続きます。恵の一雨がほしいところです。当校の部活動も顧問がついて,こまめの水分補給や休憩,場合によっては練習を中止するなど細心の注意を払いながら進めているところです。特に睡眠不足などで体調が優れないのに無理をすると「熱中症」になりやすいとのことですので用心してください。保健委員会(委員長:小林萌々さん)が熱中症予防のために壁新聞(第2号)を保健室前に掲示しましたのでご覧ください。 







2018.8.1 

「かかわる同和教育」

 7月31日,第26回新潟県同和教育研究集会が,佐渡両津文化会館をメイン会場にして,県内各地から700人超の方々が集まり開催されました。
 講師の柳井美枝(金美子)さん:在日韓国人の方のご講演や分科会報告(中学校実践交流)をお聴きして,「かかわる同和教育」の「かかわる」の意味するところを改めて考えることができました。私なりの結論は,かかわるとは,偏見や差別を受けている人達の現実をまず「知る」ことであり,生徒一人一人の声にならない胸の内を「傾聴する」こと,そして,自ら「行動」することです。柳井さんの自分の内面と真摯に向き合いながらポジティブに生きるお姿から,エネルギーをいただきました。
 2年後は,全国人権・同和教育研究大会が新潟県(上越市)で開催されるとのこと,そのためにも,8月6日に東新潟中学校区4校で共同実施する「人権同和研修」をふまえて,まずは自校の取組を着実に進めていきたいと思います。

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