校長室ブログ


4~5月 6~7月 8~9月 10~11月 12~1月 2~3月


 2020.1.29 No.571

「大人になるあなたへ」

 本日1限、1年生を対象に体育館で養護教諭の片桐先生から「大人になるあなたへ ~知っておいてほしいこと~」と題する「健康講話」がありました。これは、思春期の体の成長発達と生殖機能の働きを知ることで、自分自身が妊娠すること・させることができる身体をもつことを自覚し、責任のある行動をとる態度を育てることを目的としたものです。どの生徒もはみんな真剣に先生のお話に聞き入っていました。
 事後のアンケートで生徒は、「体の成長には個人差があるということがわかり、安心しました。」「赤ちゃんを産むことがとても大変だということがわかったし、私を産んでくれた両親に改めて感謝しなきゃと思いました。」そして10年後(23歳)、「自分で自分のことができるかっこいい大人になりたい。」「優しく頼りがいのある大人になりたい。」などと綴っていました。
世の中には、子どもを授かりたくても授からなくて悩み苦しんでいる人がいる一方で、生まれたわが子を虐待する例が後を絶ちません。改めていのちの大切さを考える貴重な時間になりました。片桐先生、忙しい中をありがとうございました。
 今日は私がスマホにダウンロードして時々聴いている、竹内まりやさんの「いのちの歌」を皆さんに贈ります。


 2020.1.28 No.570

「任せた」

 昨日、昼休みに旧正副応援団長と新応援団長が、顧問の小柳先生とともに校長室を訪ねてくれました。日頃から全校生徒の先頭に立って「挨拶運動」を頑張ってきたことへの感謝と、それを休まずに続けることの意味を力の東新の旗に託して手渡しました。
 旧団長の中村さんは「毎朝早く来て玄関前で挨拶するのは大変だったけれども、みんなが協力してくれるのでやりがいがありました。」また、副団長の井田さんと田澤さんは「選手激励会も含め楽しかったです。」と笑顔で話してくれました。それを受け、新団長の野上くんは「伝統に恥じぬよう頑張ります。」と改めて決意を語ってくれました。
 新型コロナ禍の中で、応援練習や激励会もままならない我慢の一年でしたが、それでも生徒会常任委員会とともに続けている「挨拶運動」は、東新潟中学校のよき文化としてこれからもしっかりと受け継がれていくことでしょう。



 2020.1.27 No.569

「‘つながり’を‘つなげる’」

 1月26日(火)18:30より、東新潟地区育成協の第2回役員会が行われました。今年度はコロナ禍により計画通りに活動することが難しかったですが、実情を踏まえつつ、来年度の方向性を確認できたことは大きな収穫でした。いまだに見通しが立てにくい状況が続いていますが、方針を共有しながらしっかりと連携していきたいと思います。お忙しい中、参加して下さった役員の皆様に感謝申し上げます。 (文責:齋藤まゆみ)


 2020.1.26 No.568

「外灯つく」

 生徒の安全確保という観点から、常々気になっていたのが校舎周りが暗いということです。特に西門から生徒玄関までは外灯が1つしかなく、部活動帰りの生徒(笹口・沼垂方面)が薄暗い中を通って帰るという姿を忍びなく思っていました。(正門からと消防署裏手の木戸方面は、昨年秋に外灯を計4つ設置しました。)また、暗くて車の乗り入れの面からも危ないという声は、社会体育利用者の方からもありましたので、東区地域課並びに地域教育推進課にお願いしたところ、予算をつけてくださり、本日設置の運びとなりました。新型コロナ禍で沈みがちな生徒の気持ちを吹き飛ばすためにも、学校は内も外も明るくなければと思っています。ありがとうございました。



 2020.1.25 No.567

「小中連携(英語研修)」

 1月22日の午後、当校英語科主任の南場教諭と斎藤主幹の2名が木戸小学校に出向き、佐野先生の外国語の授業を参観した後、授業をさせてもらいました。また、笹口小・沼垂小の先生方とも授業内容や指導法について情報交換しました。小中の段階でどのようなねらいで授業を展開するのか、担当者同士が授業を基に直接意見を交わすことができて大変有意義な研修となりました。ありがとうございました。当校の斎藤主幹からは「子どもたちがとても活発で積極的だったこと。コミュニケーションスキルが身についていたこと。学校全体が明るい雰囲気で、授業も盛り上がったこと。また、子どもたちがとても大切に育てられているということがわかりました。」という報告を受け、改めて現場に足を運んで学ぶことの大切さを感じるとともに、東新潟中学校に進学してくる児童をしっかりと育てる責任を感じたところです。この連携事業は沼垂小・笹口小と続きますが、新型コロナ禍だからこそ、こうした直接対話を大切にしていきたいと思っています。

   2020.1.22 No.566

「スタートライン」(3年生への応援メッセージ2)

 昨日夕方、校長室で私立高校の合格発表の報告を、平松学年主任・長谷川進路指導主事から受けました。生徒の頑張りがよく伝わり嬉しかったです。無事に第一希望に合格した生徒の皆さんは、これまで支えてくれた保護者はもちろん、周りの人に感謝の気持ちを自分の言葉で伝えてください。同時に、まだこれから受験する多くの生徒の気持ちを考えて配慮のある言動を心がけ、気を緩めることのないよう生活してください。合格は決してゴールではなく、スタートラインに立ったに過ぎません。また、今回残念だった生徒は、運がなかっただけのこと。最後まであきらめずに地道に努力を続けてください。必ず道は開けます。ファイト!!!



 2020.1.21 No.565

「おいしい給食」

 今日は職員と生徒より一足先にランチルームで「検食」をしました。(検食とは、食事に異物はないか、温度や味付けは適切かなどを吟味することです。)今日もアーモンドそぼろ他、とてもおいしくいただき元気(エネルギー)をもらいました。また生徒たちも喜んで食べていました。それにしても毎回テーブルの消毒やらランチルームの換気やらと感染予防に気を配りながら、バランスのとれた給食を提供してくださっている調理員さんたちには頭が下がる思いです。生徒(2年生)もランチルーム入り口で手指消毒を済ませ、注文したメニューを自席に運び、男女分け隔てなく前を向いて穏やかに食事をしていました。
 この当たり前に感謝ですね。


 2020.1.20 No.564

「授業改革研修」

 先日、職員研修が行われました。内容はGIGAスクール構想の「GIGA授業開き」について(加藤GIGA担当)、「学習評価(3観点評価の在り方)」について(竹内研究主任)の2つです。
 GIGAは、生徒に一人一台のタブレットを配付するまでの予定や基本的なルールについて共通理解が図られました。学習評価は、教科毎に従前の評価の算出方法を見直し、3観点による評価の妥当性を検討しました。次年度の本格的な導入に向けての準備を粛々と進めています。

 
 2020.1.19 No.563

「マイ ハッピータイム(厳冬)」

〇 私立高校受験初日の今朝、暴風雪がおさまることをことを念じて学校に向かいました。午前7時前、すでにスコップを持った職員らが生徒玄関や職員玄関の除雪、さらには通学路の道つけに余念がありませんでした。誰が頼んだ訳でもありませんが、生徒を思い自ら進んで動く職員の姿があります。感謝で一杯です。受験初日、きっと生徒も頑張ってくれることでしょう。

〇 先日、県外の私立高校に合格した生徒が学級担任と一緒に、校長室を訪ねてくれました。聞けば幼小の頃から続けてきたサッカーの技術を磨いて実力を伸ばしたいとのこと、親もとを離れて生活することについても動じず、決意の確かさを感じました。「君はいい笑顔をしているな。」と言うと、素直に「はい。」というところがなんとも愛おしかったです。(笑)

〇 県中体連のスキー専門部役員の乙川先生が、上越の赤倉スキー場で行われた県大会競技を終えて無事帰校しました。新潟から行きの会場までは豪雪のため5時間もかかったとのことです。ラインに送られてくる現地の様子(写真)から、かつて生徒と一緒に行った「スキー教室」を懐かしく思い出しました。3日間お疲れ様でした。



 2020.1.18 No.562

「祈合格」(3年生への応援メッセージ1)

 3年生の多くが明日から「私立高等学校受験」に挑戦します。明日は冬型の気圧配置が強まり、大雪や風雪による交通障害等が心配されます。私立高校側からはJRの万が一運休や遅延が生じたとしてもても、時間を繰り下げて入試を行うという高校もありますので、学年部の直前指導の通り、慌てず、まずは受験会場に向かうようお願いします。それでも受付時間に間に合いそうもないときは、東新中に連絡をしてください。
 剣道に「残心」という言葉があります。心が途切れないという意味で、特に打突したあとでも気を緩めることなく、相手の攻撃や反撃に備える構えというもので、これがなければ有効打突、すなわち1本になりません。
 この心持ちは受験にも当てはまり、出願・受付から入試本番、そして、合格確定まで、決して気を緩めてはならないということです。今年の3年生にも私の好きな中島みゆきの曲「ファイト」を贈り、激励のエールとします。ファイト!




 
 2020.1.15 No.561

「換気大作戦」

 生徒会保健委員会が来週から5日間、換気大作戦の取組を始めます。これは教室の換気を徹底することで、新型コロナ・風邪予防の意識の向上と、予防行動を確実に実践することをねらいとするものです。新型コロナウィルスの感染拡大の猛威がい収まらず、収束の見通しが立たない今だからこそ、私たちは自分や仲間、家族の健康を守るために手洗い・うがい・マスクの正しい着用や換気等、ごく基本的なことをやり切る以外にありません。我慢の日が続きますが、自分の生活態度を見つめ直して、気を緩めずにみんなで頑張りましょう。

 
 2020.1.14 No.560

「切り絵」

 今年も学習支援ボランティアの田巻さんから、東新中の生徒の皆さんへと素敵な切り絵を頂きました。ありがとうございます。田巻さんからは生徒たちの切り絵カレンダーの作成等で指導・支援を頂いてます。今年も生徒たちの見応えのある作品がとても楽しみです。乞うご期待ください!

 
 2020.1.13 No.559

「日常」

 今日の1限に各教室を回りました。3年生の廊下では実力テストの結果を受けて、生徒一人一人が担任からアドバイスを受けていました。教室には卒業まであと「33日」のカレンダーが掲示されています。昔から「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」と言いますが、本当に時が過ぎるのがはやいなと感じています。
 1,2年生も各教科の課題に一生懸命に取り組んでいました。一つ一つ慌てずに、日常を大切にして前に進んで行きましょう。





 2020.1.12 No.558

「雪の日に」

 新潟県や北陸地方を襲った記録的な大雪となった3連休明け、心配をよそに、生徒は元気に通常通り登校してきました。そんな中、応援委員会の皆さんが、進んで木戸方面の入り口の雪をかいてくれたり、若手職員が、栗の木側方面の通学路の除雪をしてくれたりと、ハッピーな気持ちになりました。また、校地周辺を見回ると、ある地域の方が「子どもたちの通り道を除雪しておきました。」とにこやかに声を掛けてくくださいました。お心遣いに感謝です。
 とは言え、道路は圧雪で滑りやすくなっています。生徒の皆さんは時間に余裕をもち、安全かつ細心の注意を払って通学してください。また、余力のある生徒は、隣近所で困っている方がいたら、無理しない程度に除雪を手伝ってあげてくださいね。これも「力の東新」の支え合いや「JRC」の奉仕の精神です。
 今日は3年部職員による私立入試の願書提出日です。道中気を付けて!!


 2020.1.8 No.557

「雪の日の登下校」

 毎年、雪が積もると中学生時代、どんなに寒くても「短パンと半袖ランニング」で体育の授業を受けていたことを思い出します。それが体育時の服装で、忍耐力が養われました。(笑)
 さて、予報通り大型の寒波がやって来ました。昨日の暴風雪では、市内の国道でも大型トラックが横転したり、停電が続いたりと大変な思いをした人もいたようです。悪天候はまだしばらく続きます。道幅が狭くなって死角が増えたり、路面が凍結して滑りやくなっていたり、音が聞こえにくくなったりして大変危険です。雪道の登下校は、油断なきようお願いします。





 2020.1.7 No.556

「丑年」

 令和3年(2021年)の授業がスタートしました。今朝の全校朝会は、定刻前にディスタンスをとって集合整列するなど、穏やかで落ち着いた空気の中で、生徒一人一人の顔を見ながら話をすることができました。また、何よりも全校生徒が元気に登校し、真剣に耳を傾けている姿が嬉しかったです。

 「丑年」にちなんで、生徒の努力が実を「結び」、願い事をしっかりとつかんでほしいという思いや、動物の牛のように、一歩一歩着実に進んで目標を達成してほしいという願いを伝えました。そのために「夢中になれるものを見つけ、それに没入してほしい。」「小さなことをおろそかにせずに実行してほしい。」とも伝えました。生徒一人一人がしっかりと受け止めてくれたと私は信じています。

 3年生は、間もなくこの東新潟中学校を卒業し、高校受験に挑戦して、新しい世界に旅立ちます。2年生は、生徒会の体制を整えたり、部活動をさらに盛り立てたりして、東新の顔・リーダーになります。1年生は、新入生を迎え入れ、頼れる先輩になります。みんな期待していますよ。

 いまだ収まることを知らない新型コロナウィルス感染症ですが、全校で予防に努め、健康で実り豊かな1年であってほしいと願っています。

   2020.1.6 No.555

「迎春」

 新年明けましておめでとうございます。旧年中は皆様からたくさんのお力添えを頂き、ありがとうございました。
 本年も教職員一同力を合わせて、生徒の健やかな成長のために誠心誠意取り組んでまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

令和3年 1月 元旦
新潟市立東新潟中学校 校長 津野庄一郎





 2020.12.25 No.554

「ほっこり」

〇 今朝は体育館をのぞくと、3年生の男女別学級対抗の「球技大会(バスケットボール)」で大盛り上がりでした。笑顔一杯の生徒の姿は、気分最高です!

〇 3限に特別支援学級の「クリスマス会」に参加しました。イントロ当てクイズ・リコーダー演奏・マジックショウー・お笑いコント・手話付きのダンスなど、個性あふれるパフォーマンスが紹介され、「ほっこり」した気持ちになりました。生徒達が一生懸命作った「リース」「ヘチマたわし」「どくだみ茶」などの商品販売(作品)からも温かさが伝わりました。また、自分たちが育てた食材で作ったスイートポテトやおでん(だいこん)は、ほっぺたが落ちるほど美味かったですよ。楽しい一時をありがとう!

〇 令和2年、生徒達は新型ウィルス禍の中でも、くじけず、支え合いながらよく頑張って生活してきたと思っています。保護者・地域の皆さんのお支えに感謝するとともに、新年も新たな一歩を踏み出せるよう教職員一同、準備を進めてまいります。それでは、皆さんよい年をお迎えください。

 

 2020.12.24 No.553

「マイハッピーターム(冬至)」

〇 今年も残すところあと7日です。新型ウィルス対応に苦慮し続けた1年でした。しかし、そんな中でも生徒たちが明るく元気に頑張ったことが何より嬉しいです。特に生徒会では常任委員会をはじめ、学年委員会や専門委員会の日常活動が切れ目なく続けられ、「力ウイーク」でさらに高め合ったことが大きな成果でした。

〇 明日は、全校集会で直接賞状を手渡すことにします。先のジュニア美術展や吹奏楽部のアンサンブルコンテストの他、女子バスケットの新潟市1年生大会の3位入賞、バドミントン女子ダブルス(村中、佐藤ペア)の新潟県中学生大会の準優勝、人権作文コンテストの優秀賞受賞(齋藤さん)など、挑戦や努力が実を結んだので よかったです。

〇 今日で年内の給食は一区切りです。7名の調理員さんには、毎回おいしいバランスのとれた給食や、新型ウィルス感染防止のビニールシート交換等、大変お世話になりました。お陰で生徒・職員の免疫力もアップしました。ありがとうございました。



 2020.12.23 No.552

「準備」

 本日午後、3年生全員が地域の方(8名)を講師にお招きして、高校受験に備えた「集団面接」に臨みました。生徒は「とても緊張してます。」「どんな方が面接するのだろう。」と、朝からドキドキている様子でした。それでも今日は一人一人が真剣なまなざしで頑張り、本番さながらの貴重な経験を積むことができました。練習を終えた生徒はひとまわり大きくなったような気がします。(笑)
 「幸せは、準備された心に訪れる。」と言う人がいます。普段からの準備・努力を怠らず、前に前に進んでいきましょう。
 東新の子たちのためにご多用の中、快く講師をお引き受け、指導してくださいました皆様に、改めて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。


 


 2020.12.22 No.551

「さざんか

 東新の朝学活は、朝読書(10分)から始まります。教室を回ると学級担任と一緒に静かに本を読んでいる生徒の姿があります。(3年生には問題演習に集中している生徒もいます。)自分の読みたい本を短時間でもいいので読み進めることで、新しい世界が広がったり、物事の見方や考え方が変わってたりすることでしょう。
 佐藤司書さんによると、「親子で借りた本を読み味わい、コミュニケーションを図っている生徒もいます。」とのことでした。読書を通じて親子の相互理解を深めることもできそうですね。
 私は最近読み終えた赤川次郎さんの本の題名もよく思い出せません。何とかしなければ…。そう思って中庭に目をやると、今年も「さざんか」がきれいな花を咲かせていました。

 




 2020.12.21 No.550

「学びを止めないⅡ」

 職員の「ドアオープン研修」も今週で一区切りです。何か特別な準備をして、特別な授業をするのではありません。普段やっている授業をお互いに見合いながら、生徒をよりよく理解し、自教科に生かす方途を探ります。
 「主体的・協働的に学ぶ生徒は、自ら学び続ける教師(「集団)によって育つ。」私はそう思っています。生徒とともに学び合う、そんな空気をこれからも大切にしたいです。

 


 2020.12.18 No.549

「学びを止めない」

 生徒会の学習委員会(委員長:3年渡邉さん)は、「クリスマスオーナメント争奪戦」と題して、定期テスト期間とは別に、学級毎に「家庭学習の平均時間」を調査し、それを明示することで、生徒一人一人の学習意欲の向上を図る取組を進めています。

 家庭学習は、効率よくできる人と、時間を掛けてじっくりと取り組む人と個人差は当然あるので、ただ時間さえかければ良いというものではありません。テレビを見ながらだらだらとやるなら、短時間で集中してやった方が内容は身に付くでしょう。その一方で、たくさんの問題を解いたり、深く考えたりするためには相応の時間が必要なのも事実です。また、テレビやスマホ・ゲームとったスクリーンタイムが勉強時間より長いのは困りものです。これでは力が付くはずはありませんね。大切なことは自ら積極的に学ぶこと、続けることを止めないことです。そして、みんなで学ぶという空気を創ることです。

 東新潟中学校は、終学活とは別に、家庭学習の計画を立てるための「東新タイム」を設けています。毎日、自分に合った学習計画を立てて実行し、力を伸ばしてほしいと期待しています。

 世界の王貞治さんは、「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるならば、それはまだ努力とは呼べない。」また、「練習で120%の力で振れ。そうすれば試合は80%の力でいい。」と言っています。間もなく冬休みです。頑張りましょう!


 2020.12.17 No.548

「決意とエール」

 先日の生徒朝会(全校放送)で、生徒会の任命式があり、2年生7名を令和3年度の新役員として任命しました。その後、代表して生徒会長の藤ノ木さんが、全校生徒が力を合わせて選挙運動を行ったことへの感謝と、先輩方の思いを受け継ぎ、東新潟中学校を発展させるために全力を尽くすという決意を述べました。さらに、現生徒会長の相澤さんからは、立候補者を労いながら、活動を通じて学んだことを「未来につなげる力」として生かし、みんなで支え合い協力して、新たな東新を創ってほしいとエールを送りました。姿こそ見えませんでしたが、二人の心はしっかりと全校生徒に伝わったのではないでしょうか。

 日常の取組を大切にして、東新の掲げる重点目標「自分で考え行動する、認め合い支え合い高め合う」の実現を目指し、また、新たなことにも果敢に挑戦し、71年目の東新潟中学校を益々盛り立ててほしいと期待しています。皆さんならきっとやれる!心からそう信じています。
(写真は、今朝のグラウンドと中庭の冬景色です。)




 2020.12.16 No.547

「保護者懇談会」

 白雪とともに「保護者懇談会」が始まりました。寒い中をお運び下さりありがとうございます。3年生は進学先の決定とあって、やや緊張した面持ちで保護者と一緒に担任との面談に臨んでいました。一人一人よく考えて決定し、あきらめずくじけずに、最後まで頑張り抜いてほしいと期待しています。また、生徒はこれまで経験したことのないウィルス禍の中で、我慢強く頑張っていますが、何か心配なこと等があれば遠慮なく担任に伝えてください。

 新潟県内の新型ウィルス感染者は410名を超え、本市を中心に増加の一途です。職員も含め、今は学校と家庭のコミュニティー(共同体)を守ることが大切です。なるべくその数を超える大勢の人と接触しないよう留意し、生徒の安全確保に努めたいと思います。また、今後とも特に医療・福祉従事者の献身的な努力に対する感謝と、感染者に対する誹謗や中傷は絶対に許さないという考えのもと、教育活動を進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。

 なお、12月11日から冬の交通事故防止運動が実施されています。生徒には通学時の交通事故防止を呼び掛けましたので、ご家庭でもお声掛けください。





 2020.12.15 No.546

「本物」

 創立70周年を記念して同窓会から寄贈していただいた「東新潟中学校の風景画」の原画6点<制作者:小林晋一様(6回生)>が、当校の美術館とも言われるランチルーム内に掲げられました。先に配付した「絵はがき」とはまた違って、本物の迫力と精細さが伝わり、心が洗われます。また、小林様からは、「東新中の益々の発展を祈ります。」とのお葉書も届きました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 保護者や地域・同窓生の皆様も、学校にお越しの際は、職員に一声掛けてぜひご覧ください。本物の感動に出会えます!


 2020.12.14 No.544

「冬が来た」

 天気予報通り、今日の午後から雨が雪に変わり、新潟市についに冬が来たという感じです。気温もずいぶん下がってきましたので、体調管理・新型ウィルス対策(手洗い・マスク着用等)をしっかり行って、みんなでこの年末を乗り切りましょう。
 さて、明日から18日(金)まで、ご案内した通り午後は「保護者懇談会」です。限られた時間ですが、3年生は三者面談で進学先の見通しを明確にすること、1,2年生は9月以降今日までの、学校や家庭における学習や生活の様子、また、お子さんの成長したこと等についてお話しできればと思います。保護者の皆さんにおかれては、暖かくして道中気をつけてご来校ください。どうぞ宜しくお願いします。
<写真は1,2年生の美術作品です。各階廊下に展示してありますので、ぜひご覧ください。>




 
 2020.12.11 No.543

「ボランティア」

 先日、生徒会JRC委員会の奉仕活動(放課後)と、スマイルボランティアの活動が行われました。JRCの生徒は、生徒玄関や職員玄関の窓ガラスを布や古新聞で拭いて、隅々までピカピカに磨きました。スマイルは、6名の地域の方が参加してくださり、印刷物の仕分けや中庭の落ち葉の後始末などを一生懸命にやってくださいました。

 誰かに強制させられたり、義務で仕方なくやるのではありません。みんなのために一肌脱ぐ。こうした見返りを求めない活動に出会う時、私はありきたりですが、「ありがとうございます。」の言葉しか思いつきません。改めて皆さん、ありがとうございました。


 2020.12.10 No.542

「マイ ハッピータイム(師走)」

〇 放課後に教務室で、1年部の職員が生徒の「自主学習ノート」を楽しそうに読んでいる姿が目に留まり声を掛けました。生徒が自分のテーマをもって調べたり、問題を解いたりして、担任の「いいね!」のコメントも添えられていました。中には、数の単位を調べたり、心理学の用語をまとめたり、あるいは新聞スクラップや英作文など実に様々で、東新の子らの興味・関心の広さにびっくりしました。

 この取組は、常に教師から正しい答えを教えられて、それを丸暗記するような学びとは異なり、進んで自分で調べ、考えたり表現したりするので「深く考える力」 が身に付きます。こうした主体的な学びこそ大切にしてほしいと思います。

〇 昨日、木戸小学校から学校説明会のお礼状が届きました。白井教務主任から中学校の学校生活や学習等をわかりやすく説明してもらったこと、子どもの質問にも丁寧に回答してくれたこと、中学校生活への夢や希望をもつことができたこと。そして、残りの小学校生活で、子どもたちに力を付け、71年目を迎える東新潟中学校に進学して活躍できるよう、職員一同指導していくと綴られてました。

 改めて貴重な時間を設けていただいたことに感謝すると共に、入学する子どもたち一人一人の持ち味を伸ばす努力を惜しんではならないと思いました。ありがとうございました。







 2020.12.09 No.541

「新たな一歩を」

 12月7日(月)午後、体育館で令和3年度生徒会役員選挙の「立会演説会」が行われました。各候補者と責任者は、いずれも大人顔負けの堂々したスピーチを行い、聴衆を引きつけました。本当に立派でした。それぞれが理想とする学校や生徒会、達成するための核となる取組がとてもよく伝わったのではないでしょうか。多くの候補者が立候補した理由の一つに、先輩(3年)への憧れと、支えてくれた人達への恩返しを挙げていたことが印象的でした。先輩の姿から多くを学び、それを後輩達にしっかりと引き継ぎ、さらに発展させていく営みこそが、揺るぎない東新の伝統であり、誇りです。当選した人、そうでなかった人、そして、一票を投じた一人一人が、新しい生徒会を創る主人公だというプライドをもって、前に進んでほしいと期待しています。

 新生徒会の皆さんには、今年新型コロナウィルスの影響で、全校で歌うことがなかった「生徒会歌」や3年生の記念合唱「未来へ」を大切にして歌い継いでほしいと思います。また、今、世界が目指している「SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標」の達成に向け、今年の「力ウィーク」のように、東新潟中学校生徒会として何ができるのかを考え、積極的に取り組んでほしいと期待しています。前例踏襲だけではつまらないからね。 

 アメリカの第35代ジョン・F・ケネディ大統領は、1961年の就任演説で、「国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何をなすことができるかを問うてほしい。」と言ってます。つまり、アメリカという自由の国を、よりよくするのは一握りの政治家ではなく、あなた自身の情熱と努力であると訴えました。このことを東新潟中学校に置き換えるならば、創立71年目の東新潟中学校を創るのは、生徒一人一人の自覚と精一杯の努力にかかっているということです。そのことを肝に銘じてください。

 高橋委員長さんをはじめ選挙管理員会の皆さん、一連の活動、本当にご苦労様でした。縁の下の力持ちとして皆さんが頑張ってくれたお陰で、新生徒会の一歩を踏み出すことができました。ありがとうございました。指導の佐藤先生、きめ細かな対応、ありがとうございました。





 2020.12.08 No.540

「芸術の花開いて」

 12月6日(日)新潟日報メディアシップで開催されている「新潟県ジュニア美術展」に行ってきました。県内の子どもたちの個性あふれる作品が所狭しと並んでいて、わくわくしながら鑑賞しました。中学生の作品は6階ナレッジルームにあり、東新の生徒の作品を見つけては、思わずカメラのシャッターを切りました。どの作品も構図や描写がうまく、仕上げも丁寧でさすがだなと感心しました。中学生の頃、絵が好きなわりにはなかなか思うように描けなかった自分をふと思い出しました。



 2020.12.07 No.539

「一期一会の演奏」

 新潟市巻文化会館に着いたのは12月5日(土)の午後4時をまわっていました。玄関ホールで運よく受付を済ませた吹奏楽部の生徒達と顧問の松川先生に声を掛けることができました。1,2年生にとっては初めての、いや待ちに待った「新潟県アンサンブルコンテスト」(兼西関東コンテスト予選)です。この日の出場チーム数は63チームとあります。

 午後4時52分、定刻通り「53番 東新潟中学校 金管6重奏(ノースウィング)」のアナウンスが会場内に流れ、ステージ中央の6名は、トランペットのインパクトのある響きとともに、バランスのとれたきれいな音色をホール一杯響かせました。午後5時28分、2組目「59番東新潟中学校 木管5重奏(パルス)」、すっと姿勢よく5名は心と息を合わせます。フルートの軽快なリズムにのって、やがて不思議な世界に誘う演奏でした。

 改めて今回ステージで演奏する生徒達の姿を見て、「かっこいいなー。」と思いました。スポーツの試合と違い、そこには顧問の指示や観客の応援などは一切ありません。演奏の始めから終わりまで、全て自分一人、自分の力とチームワークだけが頼りです。こうした凛とした自律の姿を「かっこいい!」と言うのでしょう。

 午後7時43分、松川先生から学校到着・解散と審査結果のメールを受信しました。いずれも「銀賞」とのことでした。放課後、新型コロナウィルスに負けず一生懸命に練習している生徒の姿を見ていましたので、本当に嬉しく思いました。これからがとても楽しみです!

 




 2020.12.04 No.538

「学びの基地」

 先日、書店で「なぜ読解力が必要なのか?」という本を買って読みました。著者の池上彰さんは、人生で一番身に付けたい生きる力は、「読解力」であり、社会に出たらこの力こそ最大の武器であると述べています。確かにいまネットを含め、さまざまな情報が飛び交っています。何が正しくて、何が間違った情報なのかわからないこともあり、よく考えないと判断を誤ることもありますね。

 ところで、この読解力を身に付ける方法は二つあって、一つは「読書」です。そこから人間のものの見方・考え方、生きるヒントをえることができますし、順序立てて物事を考えたり、伝えたりする力が身に付くからです。もう一つは「新聞」を読むことです。新聞は世の中の大事なことを、自分の好き嫌いに問わず教えてくれます。まずは見出しから、そして、数行のキャプション(内容を簡単に説明する文章)を読むことをおすすめします。

 図書館には定期的にたくさんの新刊が入ります。図書委員会(委員長:3年増子さん)も、生徒の皆さんに本や活字に慣れ親しんでもらうために、さまざまなイベントを行っています。もうすぐ冬休みになりますので、ぜひ、たくさん本を借りて読み味わってほしいと思います。また、佐藤司書さんが、「昼休み、問題集を持ってきて勉強したり、先生に数学の問題の解き方を教えてもらったりする生徒など、よい雰囲気です。」と教えてくださいました。図書館が「学びの基地」であることを嬉しく思います。



 2020.12.03 No.537

「時代は変わる」

 本日6限に3年3組で加藤教諭が黒帯前期授業研修<技術家庭科(技術分野)>の授業を公開しました。PCを使ってメッセージを送受信するプログラムを生徒同士で創る活動でしたが、生徒がパソコン操作にすっかり慣れているのにはたまげました。習熟の賜ですね。加藤先生お疲れ様でした!齋藤主幹からコメントをもらいましたので紹介します。

今日の授業は、これまで習った知識を使って「双方向で送受信できる」ことを目標に行われました。活動の全体像がわかるプリントに基づいて、加藤先生の端的で明瞭な指示で、生徒たちは一つ一つの作業を丁寧に進めていました。中には複雑な操作もあったようです。生徒同士で教え合う場面が自然に生まれていました。遂に送受信が成功して、お互いに喜び満足そうにしているのが印象的でした。終了10分前からの「まとめ」と「振り返り」で、「もう一回やってみよう」と、習った操作の復習をする生徒もいました。
 今後は、基本的な知識や仕組みの理解を土台にして、発展的な学習に入るようです。加藤先生、今日はありがとうございました。


 2020.12.02 No.536

「清掃」

 訪れる方が「校長室の窓はまるで開いているかのようにきれいですね。」と褒めてくださいます。ここの担当は1年生、限られた時間、毎回年末年始の大掃除のように隅々まで丁寧に清掃をします。見ていると、清掃監督と言うより、脇で消毒をしてくださっている教頭先生からの指示などは一切なく、全て自分たちで考えて取り組むので見事という他ありません。尋ねると「この子達は、掃除を誇りに思っているのですよ。」と嬉しそうに教頭先生が教えてくれました。私も校舎内や校地を一巡しますが、ほとんどの生徒が職員と一緒に一生懸命清掃をしています。校舎は所々古く痛んできていても大事にしてくれる気持ちを有り難いと感じています。

 学校の清掃について、海外の学校や働き方改革、コロナ禍の視点から、いろいろ言う人もいますが、私は教育的、健康的な意味は非常に大きいと思っています。感謝!



 2020.12.01 No.535

「民主主義を学ぶ」

 新しい生徒会役員を決める選挙運動が活発に行われています。今朝は寒さをものともせず、生徒玄関前で候補者と責任者、支援者が登校して来る生徒に支持を呼びかけていました。また、今日の昼の演説放送では、「わくわくするような学校」「全員参加の生徒会」など各候補者が端的に自分の方針を述べました。全校生徒の新しい生徒会に対する関心や期待も高まっているように感じています。もちろん活動を支えている選挙管理委員会(委員長:3年高橋さん)もよく頑張っています。感謝!

 来週7日(月)には立会演説会、翌日投票及び開票と進みます。(担当の佐藤先生が、今年も東区より実際の選挙で使われている投票箱と記載台をお借りしてきました。)民主主義の手続きに則りながら、東新潟中学校の未来を切り拓くリーダーを選び、全校生徒一丸となって新しいことに挑戦してほしいと期待しています。