校長室ブログ


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 2020.05.29 No.415

「コロナに打ち克とう17」

 昨日放課後、3年生の「部活動集会」が各教室で行われました。生徒は仲間の思いを聴いたり、顧問からの励ましや今後の見通しを聴いたりして、自分の気持ちを整理し、めあてをかみしめているようでした。6月2日から1年生の仮入部がスタートしますが、部活動本来の目的に立ち返り、先輩としての姿を示してほしいと期待しています。頑張れ!






 2020.05.27 No.414

「コロナに打ち克とう16」

 晴天に恵まれた爽やかな朝、今日は午前一斉登校の2日目です。昨日に引き続いて4限目は「教育相談」が行われました。また1,2年生の一斉下校後、3年生は「部活動集会」に参加しました。6月1日から部活動が再開されます。道は厳しくともおのおのが新たな目標に向かって前進してくれると信じています。
 今日は金子PTA会長さんと山崎副会長さんから「全校生徒への応援メッセージ」が届いていますので紹介します。保護者代表のお二人の心温まる励ましを胸に、みんなで頑張りましょう!


 2020.05.27 No.413

「マイ ハッピータイム(向暑)」

○ 6月1日からの学校再開に向け、今日から午前一斉登校が始まり、教室に生徒の元気な声が戻ってきました。流行のオンライン授業もありですが、やはり学校は、主人公である生徒が仲間と関わり、五感を通して学びを深めるかけがえのないところです。来週の授業は45分です。あわてずにゆっくりとスタートしましょう。

○ 昨日、昭和49年卒の卒業生が所用で当校を訪ねてきました。中庭を見たいというのでお通したところ、「乙女の像」を懐かしく思い出されていました。立ち話でしたが「木造校舎のこと、グラウンドのポプラのこと、野球部で市内大会優勝したこと…」などを聞かせていただき、母校との繋がりを感じ入りました。長年、風雨にさらされて傷みが激しい乙女の像は、専門家のご厚意で、70周年の中庭整備事業の一環として修復される予定です。




 2020.05.26 No.412

「東新の子たちのために」

 昨日、70周年記念事業実行委員長の金子PTA会長さんと副実行委員長の山崎副会長さん、長谷川教頭、斎藤主幹とで創立70周年にかかわる打合せ会をもち、周年行事の進捗状況、更新した予算等について確認しました。記念誌等の記念品作成や「力の東新」の看板等の記念整備事業は、すでにスタートしていることに加え、コロナ対応下の生徒や職員の様子、核となる学校行事(東風祭・東華祭)等の今後の見通しについてお話させていただき、ご理解を頂いたところです。ありがとうございました。
 今後はPTAの各専門部長さんが決まり次第組織が固まりますので、保護者の皆様からも引き続きご理解とご協力をお願いいたします。また、地域や同窓会の皆様からは、記念事業成功のために物心両面でお支えをいただいていることに深く感謝申し上げます。
 コロナ禍の厳しい状況下でありますが、70周年は、東新の子たちのかけがえのない節目として、ベストを尽くさなければならいと思っています。

 
 2020.05.25 No.411

「コロナに打ち克とう15」

〇 佐藤スクールカウンセラーさんから、「全校生徒への応援メッセージ」が届きました。いつもお支えありがとうございます。6月の相談日は、12日と26日の2日間です。コロナ禍に関する不安や悩み、学校再開に伴う生活面や学習面の心配など何でも大丈夫ですので、生徒はもちろん保護者の皆さんも、遠慮なさらずにご活用ください。受付窓口は、教育相談担当の高橋映子先生です。よろしくお願いします。

〇 この春、転出した武田さんから「タケダマスク」(手縫い)が届きました。「よかったら使ってください。」とのことでした。細やかなお心遣いに感謝です。ありがとうございました。








 2020.05.22 No.410

「コロナに打ち克とう14」

 これまで「全校朝会」や「生徒朝会」では、必ずといってよいほど「校歌」や「生徒会歌」を全校生徒と教職員で歌い、心を一つにしてきました。しかし、今年度はコロナ渦のため、それが叶いません。今年転入してきた教職員も「全校生徒の校歌をまだ聞いたことがなく残念です。」と話していますし、私もとても寂しい思いでいます。校歌や生徒会歌は、東新の歴史であり、文化の証です。そのことは小林同窓会長のメッセージ(映像)からも伝わってきます。
 そこでお家で「校歌」(音源)、お家で「生徒会歌」<音源(校歌につづく)>を、ぜひ、先輩の歌声(現高校2年生の元合唱部有志)に合わせて練習してみませんか。また、余力のある人は、「第一応援歌」「第二応援歌」にも挑戦してみましょう。(HPトップページの音源参照)元気がわいてくるはずです。
 今日は結びに、ドイツの詩人ツェーザル・フライシュレン(山本有三訳)の詩の一節を紹介します。

 「勇気を失うな
  くちびるに歌を持て
  心に太陽を持て」



 2020.05.21 No.409

「コロナに打ち克とう13」

○ 午前と午後の学級を半分しての分散登校が始まって約一週間が経ちました。様々な制約のある中で、生徒はよく頑張っているなと感心しています。「学級の仲間は分かれていても心は一つ!」しっかりと仲間と担任と繋がっていてほしいと願っています。    

○ 先日、臨時「東区校長会」が東新中で行われ、学校再開後の教育活動における留意点・授業時数の確保、部活動、体育祭や合唱祭などの学校行事など、各校のコロナ対応の取組について情報交換がなされました。各校が同じような問題を抱えながらも、前向きに取り組もうとしていることに励まされました。危機的な状況の今だからこそ、校長同士がアイディアを持ち寄るなどして繋がり、自校化していくことが大切だと感じています。

 


 2020.05.20 No.408

「コロナに打ち克とう12」

○ 生徒の「生活アンケート」に目を通しています。自由記述欄には、「なぜ自粛中なのに20代から30代の若者は平気で外に出るのかわかりません。」といった大人の行動に対する意見や、「久しぶりに友達と会って話ができて嬉しく楽しい。」「勉強の予習・復習のできるよい機会だと思っている。」「コロナウィルスが早く収まっていつも通りの生活に戻りたい。」といった素直な感想が書き留められています。
 25日~27日までの3日間は、「チャンス相談」に加え、学活の時間を利用して「プレ教育相談」を実施し、生徒全員から休業中の思いを学級担任がしっかりと受け止めて、6月1日からの学校再開に備えます。

○ 午前・午後と生徒の下校指導が終わると、新型コロナ感染予防の一助として、教職員総出で、下駄箱や教室の机やドアなどを「0,05%次亜塩素酸ナトリウム」を使って徹底的に消毒しています。日々黙々と作業を進める職員の姿に頭が下がる思いです。感謝!




 2020.05.19 No.407

「コロナに打ち克とう11」

○ 長谷川教頭先生から、「授業(国語)で生徒から様々な学習の仕方を発表させ、それをシェアするだけでも、たくさんの気づきがありとても参考になります。」というお話があり1年生のノート等を見せてくれました。対話的な活動が難しい中においても、教師の工夫で意味のある対話が成立することを教えてくれています。感謝!

○ 昨日、吹奏楽部の2,3年生に午前と午後の2回分けて「県吹奏楽コンコール中止」の話をしました。これまで選手激励会から地域での演奏発表会と幅広く活動を頑張ってきていただけに残念でなりません。しかし、それでも部長の末武さんは「例え大会がなくなっても後輩たちに教えることがあるので、部活をやり切りたい!」と前を向いていました。本当に素晴らしい先輩たちです。

○ 今日、雨上がりの合間に、桑原先生たちの指導のもと、生徒たちが中庭の一角で、トマトやキュウリの苗を植えて、「野菜作り」に挑戦していました。収穫がとても楽しみですね。



 2020.05.18 No.406

「マイ ハッピーターム(初夏)」

○ 平松先生が、3年生に「こんな取組をしている子がいます!」と、嬉しそうにファイルとコピーを見せてくれました。それは休校中の社会科の自主課題の一つ「新聞スクラップ」でした。手に取ってみると、新聞記事のポイントにマーカーが引かれ、その下に自説が述べられています。中学生らしい素直な受け止めと、優しい眼差しが伝わり温かい気持ちになりました。何よりも「活字離れ」と言われて久しい昨今、進んで新聞を読み、自分なりの考えや思いをしっかりと主張できることが素晴らしいですね。ぜひ、続けてください。

○ 昨年の生徒会役員選挙の折り、「委員会の活動を会員によく伝わるようにというしたい」という生徒の要望を受け、この春、教務室前に生徒会専用の掲示板を新設しました。十分な活動時間がとれない中ですが、進んで活用している委員会がいくつかあり嬉しく思いました。このボードが委員会活動で埋められる日が待ち遠しいです。



 2020.05.15 No.405

「コロナに打ち克とう10」

 分散登校2日目、子どもたちの明るい声が教室に戻ってきました。教職員も自然と元気が湧いてきます。今日の「全校生徒応援メッセージ」は、4年部職員からの言葉です。どうぞ読んでみてください。








 2020.05.14 No.404

「マイ ハッピータイム(皐月)」

○ 「自分で考え行動する主体的な学習者(生徒)は、主体的な教師によって育まれる。」そう思っています。臨時休校前、学校の方針が決まると、各学年部の教職員はそれぞれの立場で、今何ができるかを考え、進んで行動してくれています。感謝!
 分散登校初日の今朝は、どの教室を回っても生徒を迎える環境がしっかり整っていました。またそこから学級担任の生徒への思いや願い、働き掛けの様子がじんわりと伝わってきます。ある生徒は、「学校があると外に出られるので嬉しいです。」と素直に話していました。先生方のアドバイスを受け、一コマ45分、一生懸命に課題に取り組んでいる生徒の姿がありました。

○ 「沼垂よりどころ」会報誌 Vol.1が送られてきました。私が担当させていただいた「東新潟中学校の軌跡Ⅳ」の最終号(東新の中庭)です。1月から4回に渡り、拙い文を掲載していただいたことに感謝申し上げます。「温故知新」、東新の過去の歴史を知れば知るほど、東新がいかに地域の方々から期待され、大事にされてきたのかがわかります。本当にありがとうございました。
 また、担当の佐藤様からはお礼の言葉とともに、ご友人(東京)のお葉書のコピーが添えられていました。「私は、子どもの頃、山木戸1丁目に疎開していたので、家の裏の沼地が埋め立てられ、東新中学が建つまでを毎日見て過ごしてきたので懐かしさが抜群です。当時のことが色々思い出され感無量でした。あれから80年近く経った今、裸足で沼を歩き回り亀を捕ったりしたことを鮮明に思い出しました。…」とその方は綴っておられます。改めて様々な人との繋がりやご縁を感じています。感謝!

 

 2020.05.13 No.403

東新潟中学校70周年記念「東新潟中の名品展」(所蔵作品紹介)

 今、創立70周年記念の一環として、荒川先生(地域連携主任・美術科)と地域コーディネーター-さんを中心に、東新潟中学校の残る名品を地域にも紹介する準備をすすめています。この取組を通して東新中と地域との絆がさらに深まればいいなと期待しています。プロフィールには、「創立70周年を迎えた東新潟中学校には,当校ゆかりのたくさんの美術作品・ゆかりの名品があります。創立前,校舎建設地の造成に携わった多くの方々の旗じるし『勤労奉仕団』を納めた額から,寄贈いただいた当校ゆかりの作家の大作の数々まで,校内の作品に関わる学校の歴史やエピソード・作家の紹介等とともに,順次紹介していきます。この機会にぜひ校舎・校地をめぐって作品をじっくりご鑑賞ください。」とあります。全校生徒・保護者の皆さんも楽しみにしてください。




 2020.05.12 No.402

「コロナに打ち克とう9」

 昨日、休校延長及び分散当校に関するオリエンテーションを、各学年時間をずらしながら行いました。久しぶりに続々と登校する生徒を、職員は玄関や廊下で「おはようございます。」と声を掛けながら迎え入れました。会場の体育館ではなるべく3密を避けるためにスペースを確保しました。たくさんの不安や思いを抱えている中、生徒たちは、とても落ち着いて静かに私や職員の話に耳を傾けていました。特に「大会中止」の話になると3年生の中には、目に涙を浮かべる生徒もおり、私も本当に胸が熱くなりました。自分の心の中で必死に折り合いを付けようとしている生徒の姿を見たときに、この子たちのためにもベストを尽くそうと改めて思いました。

   2020.05.11 No.401

「コロナに打ち克とう8」

 咲き終わった水仙の花の手入れをしにグラウンドに向かうと、校門の桜の下で女子生徒が数名集まっていました。「元気にしているか?」と尋ねると、にこやかに笑顔で応えてくれました。するとある生徒が「四つ葉のクローバーを見つけました。」と言って私に手渡してくれました。「きっといいことあるぞ!ありがとうね。」とお礼を言って、そっとそれをハンカチに包みました。
 昨年、やむなく伐採したポプラの樹に目をやると、びっくりすることがありました。わずかに地面から顔をのぞかせている切り株の脇や根から、新芽がすくすくと育っているではありませんか。何という生命力なのでしょうか。伐り倒されてもなお、今を、そして未来を生きようとする樹のエネルギーにしばし心を奪われました。私たちもこのポプラの樹のようにコロナに負けるわけにはいかない!そう心に誓いました。


 


 2020.05.08 No.400

「コロナに打ち克とう7」
 
 今朝は特別支援学級担当のスタッフから「全校応援メッセージ」が届きましたので、生徒の皆さんに紹介します。ぜひ、読んでみてください。また、来週11日(月)午前には、分散登校に関するオリエンテーションを行います。
 さて、先日、東新潟中学校区の校園長先生と、「小中一貫教育」の取組について打合せをしました。そこでは、昨年までの取組の成果と課題、今年度の活動の方向性について確認がなされ、新型コロナ対応について、今後とも情報交換を行いながら適切に対応していくことになりました。特に、医療従事者や社会基盤を支える方やそのご家族に対する「偏見や差別を絶対にしない!」という人権意識の必要性を確認しました。また、毎年夏に行っている「合同研修会」は、自校の教育活動を優先させるために中止し、小中連携部会や生徒指導部会など主任クラスの部会毎で、適宜情報交換を行うこととしました。
 こうした厳しい状況だからこそ、笹口小(田村校長先生)、沼垂小(阿部校長先生)、木戸小(土田校長先生)、沼垂幼稚園(白澤園長先生)の皆さんとも手を携えて、「オール東新潟」で突破していきたいと思います。




 2020.05.07 No.399

「コロナに打ち克とう6」

 異例の大型連休が終わりました。生徒の皆さん、元気に過ごしていますか?長丁場の新型コロナ対応は続きますが、励まし助け合いながら、希望をもって進んでいきましょう。今日の「全校応援メッセージ」は、1学年職員の言葉です。どうぞ、読んでみてください。
 さて、東新中では来週から始まる分散登校による授業再開に向けた準備を進めています。今のところ密集・密接・密閉を避けるために、全学年の学級をA隊・B隊に分け、交互に午前と午後、登校して授業を行い、空いている時間は、家庭で課題をもとに自分で調べたり考えたりして学んでいく時間にあてる予定です。東新中の先生方が捧げる最強の学習方法と精選した学習内容が、生徒の皆さんの学習意欲を燃え上がらせるはずです。明日その具体をメール等でお知らせしますので、準備をしていきましょう。
 この限られた時間、しかしある意味自由に使える時間を、どう過ごすかが自分を成長させる分岐点のように思います。みんなで頑張りましょう。(写真は、中庭の藤の花とつつじ花)

 2020.04.28 No.398

「コロナに打ち克とう5」

今日は午前、竹内研究主任・斎藤主幹教諭・乙川生徒指導主事で校内授業研修の在り方と休業中の生徒の学習保障及びメンタルケアについて検討しました。前者は、異教科の研修ユニットや一人1実践にとらわれずに、信頼をベースに期間を決め、互いに授業を見合いながらコメントを交流するスタイルに更新すること、後者は先のメディア調査を基にした遠隔授業によるLINE OpenChatの準備と運用に関することを話し合いました。仮に学校の休校が延長されたとしても、今できることに力を注いでいきたいと思います。
今日の「全校生徒応援メッセージ」は2学年部職員です。ぜひ、読んでみてください。





 2020.04.28 No.397

「コロナに打ち克とう4」

 新型コロナの感染拡大で、外出自粛の非常事態宣言が続く中、生徒の皆さんはどんな日々を過ごしているのでしょうか?きっと自分なりに困難な時代状況を肌で感じとり、それでも前向きにやるべきことに正対して頑張ってくれているものと信じています。先生方もなるべく「3密」を回避するため、適宜在宅勤務の中で、失われた授業をいかに取戻すか、そのための授業準備や教材研究等に励んでいます。
 そんな折に「自宅で過ごしている東新の子に少しでも元気を届けたい!」そう思って職員に励ましのメッセージを書いてもらいました。生徒の皆さんがそれを読むことで「やる気が出たよ」とか、「俺、頑張るよ」とか、ほんの少しでも前を向いてくれたら嬉しいです。まずは3年部職員の言葉です。どうぞ読んでみてください。






 2020.04.27 No.396

「コロナに打ち克て3」

 今日のコロナに打ち克て「全校応援メッセージ」は、当校吹奏楽部現2,3年生が昨年の11月に第27回木戸地区音楽芸能文化祭(東区プラザホール)で発表した「宝島」という曲です。代替わりして間もない演奏ですが、心通わせて演奏している様子が目に浮かんできます。聴いてみてください。
 さて、今日は主に3学年部職員が出勤し、朝から担任による電話訪問をスタートさせ、生徒から休み中の生活や学習の様子などを聞き取って、適宜アドバイスをしています。グラウンドでは乙川先生(体育部)が草刈り機で雑草を取り除くなどコース整備に余念がありません。その脇では、生徒が数名サッカーをして元気よく遊んでいます。私はビニール袋とゴミばさみを持って校地周辺のゴミ拾い。いつもながら一回りするとけっこうな量が集まります。
 隣の栗の木側沿いの緑地は、ちょうど八重桜がピンクのきれいな花を咲かせていました。




 2020.04.27 No.395

「コロナに打ち克つ2」

 休校となって5日がたちました。変わらず元気に過ごしていますか?今日は生徒の皆さんに、去る3月4日(水)に行われた第70回卒業式の「別れの言葉」と卒業合唱「大地讃頌」をお届けします。本来であれば2,3年生の皆さんも参加して祝福するはずだったあの卒業式です。卒業生は練習もままならない中でしたが、凜とした姿で旅立って行きました。
 早くあの時の感動を皆さんに伝えたくて、記録の稲葉先生から映像を準備してもらっていたのですが、その機会がつくれそうにありません。
 そこで今回、本人と保護者の了承が得られたので、新型コロナ感染防止の「全校応援メッセージ」として紹介することにしました。この春、東新中を卒業した先輩の熱い思いや勢いを感じ、沈みがちな気分を吹き飛ばしてほしいと思います。そして、皆さんもこの先輩方の後に続いていってくれるものと期待しています。



 2020.04.23 No.394

「コロナに打ち克とう1」

 臨時休校がスタートしました。生徒の皆さんはどんな風にして過ごしているのでしょうか?ぜひ計画に沿って、当たり前のことをしっかりとやり切ってほしいと念じています。
 今はこれまで誰も経験したことのない状況ですので、ストレスで気持ちや体調に変化が現れるのはごく自然なことです。もし気になることがあったら、お家の方など信頼できる人と話しましょう。また、学校では在宅勤務をお願いした職員も含め、いつでも連絡が取れるようにしてありますので安心してください。
 明日はスクールカウンセラーの佐藤先生が来校され、電話での相談(9時~16時45分)を受け付けます。希望される場合は、教育相談担当の高橋先生に連絡してください。もちろん生徒でも保護者でもかまいません。(詳細は、HP相談申し込み参照)
 メンタル(心)の健康を保つためには、①普段の生活のリズムを変えないこと、②運動の機会を増やすこと、③メディアから離れる時間を作ることが大事だとされています。新型コロナに感染しないためにも、家庭での健康チェック、手洗い、換気など、学校で行ってきたことを続けていきましょう。

 


 2020.04.22 No.393  

「SMILE」

 先日の昼休みに、相澤生徒会長と斎藤副会長が生徒会担当の渡辺先生と一緒に校長室を訪ねてきました。話を聞いてみると、「今は新型コロナで思うような活動ができないけれど、創立70周年の節目に自分たちの代の足跡を残したい。70周年のオリジナル記念ソング創って歌いたいのですが…。」という提案でした。熱い思いは十分に伝わったので、目的を練り上げ、全校生徒一人一人にとって意味のあるものにしてほしいと伝えました。そして、今日は終学活後30分、初の専門委員会が行われました。新1年生も張り切って参加したことでしょう。皆さんお疲れ様でした。
 今年度の生徒会の運営計画によれば、活動目標を「生徒全員で創る最高な学校」とし、「最高のあいさつ」「最高の学校行事」「最高の学校生活」の3つの「最高」が示されています。そして、その行く先に「世界に誇れる最高の学校」として「SDGs」の理念を基に、持続可能な社会づくりに貢献するとあります。自分たちの学校生活だけでなく、身近な地域や日本、そして世界に眼を向け、生徒会として何ができるのかを考えることに大きな意味があると思います。活動再開が叶ったら、ぜひ、伝統の「JRC活動」や「地域貢献活動」を足がかりに挑戦してほしいと思います。
 新型コロナの厳しい時代状況の中だからこそ、素直で気持ちのいい東新の子たちのがんばりに対する期待が高まります。新型コロナに負けず、最後は「最高の笑顔」で締めくくりたいですね。<BGMは、桑田佳祐の「SMILE~晴れ渡る空のように~」写真は、校長室から見た風雪に耐える中庭の「乙女の像」(昭和28年設置)>

 



 2020.04.21 No.392  

「自学のすすめ」

 臨時休校前、どの教室を回っても落ち着いた雰囲気の中で授業に取り組んでいます。生徒も教師も一時間一時間が、かけがえのない大切な時間としてあるように感じます。1年生の廊下に目をやると、「自主学習ノート」の取組例が掲示されていました。それぞれよく工夫されています。宿題が出されたからやるのではなく、自分の興味関心や問題意識に基づいて、進んでやる姿勢が本当に素晴らしいと感じています。ぜひこれを続けて実力をさらに伸ばしてほしいです。
 稲葉先生(学習指導部長)から、「臨時休校中の家庭学習の進め方や学習課題の一覧」が示されました。興味深い内容も盛り込まれています。まずはこの必修課題を全員がクリアできるよう努力してください。その上で自主学習(発展的な課題)をさらに進めて内容を深めていけるといいですね。また、どうしてもわからない箇所等については、休み中の電話訪問の際に尋ねたり、休み明けに教科担任に質問したりするなどして理解を深めましょう。努力努力又努力です!

 

 2020.04.20 No.391  

「希望をもって 今日も明日も」

 新型コロナウィルス感染拡大防止に向けて、安倍総理大臣が緊急事態宣言を全国に広げました。これを受けて新潟県・新潟市も一致協力した取組を進めています。このため新潟市教育委員会は、市の小中学校・特別支援学校において、「4月23日(木)~5月10日(日)までを臨時休校する」ことにしました。ゴールデンウィークを含め約3週間、18日余りが休みとなります。
 ようやく新年度の学校生活に慣れた時に、再度の休校措置で先生方もとても残念です。しかし、勉強や運動の遅れは、命があれば後でいくらでも取り返しがつきます。今は皆さんやご家族の健康や命を最優先に考えて行動しなければなりません。
 臨時休業に入る前に、私から3つのことをお願いします。
① 感染予防の徹底
 新型コロナウィルスは、接触感染・飛沫感染によります。ですから「手洗い、うがい、マスク着用の徹底」そして、用もないのに人の集まるところへ外出しないようにしてください。また、十分な睡眠とバランスのとれた食事、適度な運動をして、「免疫力アップ」を図りましょう。
② 計画的な家庭学習の実施 
 明日示される、各教科の家庭学習の課題を参考に、計画的に粘り強く学習を進めましょう。「当たり前のことをきちんとやる!」これを続けてください。
③ 感染者や濃厚接触者への偏見や差別は絶対にしない。 
 新型コロナウィルスの治療や対策にあたってお仕事をされている医療関係の方、あるいは、危険な中で私たちの暮らしに必要なお仕事をされている方がいらっしゃいます。間違ってもそうした方々やご家族に対する不適切な言動など、偏見や差別があってはなりません。そのことを肝に銘じて行動してください。もちろん、生徒同士のいじめ等もしかりです。今は誰もが感染者や濃厚接触者になる可能性があるのです。今も厳しい中で頑張っている人、あるいは弱い立場の人、その思いをしっかりと受け止め、苦しみに寄り添える東新の子であってほしいと思います。
 図書館には新しく入った本などがたくさんあります。ガイダンス前ですが、1年生も佐藤司書さんに相談して借りて、読書に親しんでほしいと思います。

 






 2020.04.17 No.390  

「亀・掃除・コロナ」

 校長室から中庭の池をのぞくと、冬眠から目覚めた亀がひょっこり姿を現しました。新型コロナなどどこ吹く風といった感じでのんびりと甲羅干し。全くうらやましい限りです。校長室と会議室の清掃当番は1年です。年末の大掃除を思わせるように隅々まで一生懸命に取り組むので、担当の長谷川教頭先生ともどもびっくりしています。これはすごい!それでも「早くコロナから解放されたいです。」「学校が唯一の友だちと話ができる楽しい場所です。」と本音も聴かせてくれました。校内を回って戻るとデスクに、「いつもお疲れ様です。」「いつもありがとうございます。」「これからもよろしくお願いします。」というメモが添えてあり、東新の子の温かさに心を洗われました。
  新型コロナ対応では、養護教諭の片桐先生が、苦心して職員用にとマスクをかき集めてくださいました。また、0.05%次亜塩素酸ナトリウム液も大活躍です。ありがたいです。みんなで心を一つに、新型コロナを撃退しましょう。





 2020.04.16 No.389

「新型コロナ対応最前線」

 保護者の皆様におかれましては、日々、お子さんの検温と健康観察表への記入・提出あるいはマスク着用、手洗い・うがいや咳エチケット等のご協力に感謝申し上げます。また、各学年のPTA役員選出の際も、ご多用の中ご協力いただき大変ありがとうございました。
 東新中では、新潟市のガイドラインを踏まえ、学校体制で感染予防に努めています。生徒も教職員もこの非常時を理解し、適切に対応してくれているので感謝しかありません。今後、教育活動では、「全校朝会」や「生徒総会」を校内放送で行うことや、「総合的な学習の時間」を教科の授業に振り替えて対応していきます。仲間とかかわる「特別活動」は、制約を受けながらの取組になりますが、こういう時だからこそ、生徒が自分たちで活動を考えて工夫し、実行していく力を期待したいと思いますし、先生方にもそのようなサポートをお願いしているところです。
 学校での生徒のメンタル面を含めた健康観察は続きますが、37,5度以上の発熱や風邪症状(咳・喉の痛み、だるい、息苦しいなど)の場合は、決して無理をせずに家庭でしっかりと休養させてください。なお、感染症に関わる「出席停止」等の要件が緩和されていますので、新型コロナウイルス感染症に対する不安な気持ちを抱いたままでの登校等が難しい場合は,その旨を学級担任に伝え、相談してください。
 100年前、日本国内だけで死者45万人を超えた「スペイン風邪」の大流行は、2年余り続いたそうです。この新型コロナとてどうなるのか全く予断を許しません。長期戦を覚悟で、助け合いながら進んでいきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。
 
 2020.04.15 No.388

「桜の花の咲くころ」

 先日の休みの日に、数年ぶりに南区月潟の旧新潟電鉄の駅舎と電車(カボチャ電車)のある地を訪ねました。月潟は8年前に初めて校長として赴任した思い出の深い地域です。地元の方々やボランティアの皆さんのお力で、変わらないまま大切に保存されており、本当に懐かしく思いました。また、電車の黄や緑と、桜のコントラストがとてもきれいでした。
 帰路、隣の味方にある曽我・平澤記念館に立ち寄りました。郷土の先人の生き様に触れ、パワーを充電することができました。(平澤興:元京都大学総長、医学者)



 


 2020.04.14 No.387

「変わらないもの」

 新型コロナウィルス対応で五里霧中ですが、生徒たちは今日も元気に学び続けています。生徒の明るい笑顔や声が教職員の元気の源です。生徒会の常任委員の生徒たちは、8時前にはいつもの場所で、いつもの旗を掲げながら、登校する生徒に元気よくあいさつを交わしています。間もなく応援委員会もこれに加わることでしょう。あいさつは相手を認め、尊重する大事な行為です。「おはようございます。」「こんにちは。」「失礼します。」「ありがとうございます。」「さようなら。」短い一つの言葉(あいさつ)が、学校、そして互いの心を明るくします。







 2020.04.10 No.386

「マイ ハッピータイム(卯月)」

○ 学校を再開して4日が経ちました。東新中も職員の検温を含め生徒の健康観察を中心に、朝・終学活・授業・給食・昼休みとなるべく「三密」を避け、集団感染にならないよう努力しています。今日はまだ少し肌寒いので教室の通気を確保しながら、暖房をつけて授業を行いました。低温の日は、衣類でしっかりと調節してください。

○ 授業が今日から本格的にスタートしました。教室を回ると教師と生徒が心を通わせながら、落ち着いた雰囲気で授業が進められています。特別支援学級では、外部講師の田巻さんが「切り絵」の講義をしてくださいました。学校での一時間一時間の学びを大事にしてほしいと思います。 

○ 先日、育成協の増井会長さんから、新型コロナ対応で疲れている教職員に対して差し入れを頂戴いたしました。また、先日の入学式には、素敵な胡蝶蘭のお花を添えてくださるなど、いつも変わらない温かいお心遣いに元気をいただいています。感謝!






 2020.04.10 No.385

「歓迎会・部活動・コロナ」

 今日は、楽しみな生徒会主催の新入生歓迎会と部活動紹介でした。
例年、歓迎演奏や全校レクなどの催し物ができたわけですが、今年は新型コロナの影響で準備の時間がとれず、それはかないませんでした。しかし、限られたわずかな時間の中、一生懸命に準備している生徒会役員の姿を先生方は見ています。知っています。
 今日は、生徒会役員をはじめ2・3年生の皆さんが、例年以上に前向きな姿と温かい気持ちで、新入生を迎えてくれました。とても嬉しかったです。ありがとうございました。
 相澤生徒会長や中村応援団長からは、「挨拶」を大事にしましょうという呼びかけがありました。明るい「挨拶」が飛び交う東新中をみんなで創っていきましょう。先生方も頑張ります。
 さて、テレビや新聞で知ってる生徒もいると思いますが、新型コロナ感染の危険性を少しでも避けるために、新潟市教育委員会は、市の中学校・中等・高等学校において、4月11日(土)~5月10日(日)まで「部活動を中止する」ことにしました。練習再開を心待ちにしていた生徒の皆さん、これまで親身になって指導してきた顧問の先生方の気持ちを考えると、とても切ない思いです。皆さんの紹介のスピーチを聞いていて、早く思い切り練習させてあげたい!今もそう思っています。
 しかし、今は日本の非常時です。生徒やその家族、教職員の命・安全を最優先に考えなければなりません。ですから、東新中が生徒・教職員、ワンチームになってこの危機を乗り越えていきたいと思います。生徒の皆さんの理解と協力をお願いします。
 なお、下校後の家庭での過ごし方や時間の使い方については、学級担任の先生や、顧問の先生方からのアドバイスを生かして、自分なりに考え、正しく行動してほしいと思います。こういう時だからこそ、心に余裕をもって、助け合いながら生活することが大切です。よろしくお願いします。







 2020.04.09 No.384

「花・生徒・コロナ」

 桜が今見頃を迎えています。ようやく学校に生徒の元気な姿が戻ってきました。お互いに挨拶を交わし会うことで、一日のスタートをかみしめています。昨日は好天に恵まれたので、各学年ともに栗の木側沿いの桜を愛で出かけました。声を弾ませながら、仲間と談笑して春の一時を楽しんだようです。
 一方で保健室では、片桐先生が新型コロナの感染予防にいろいろと気を巡らしながら対応しています。また、教職員も毎日、管理箇所を中心に換気や除菌・消毒を行うなど協力しています。給食の調理員さんたちは、ランチルームを閉じた分、生徒のランチボックスの仕分け等の準備を慎重に進めてくださっています。生徒も含めて安心安全を守るたの協力に感謝しています。 

 




 2020.04.07 No.383

「祝ご入学」

 4月7日(火)午後、好天に恵まれ「入学式」(校長式辞)を無事に終えることができました。会場準備に当たった在校生の皆さんの協力のお陰です。ありがとうございました。また、ご来校の保護者の皆様、あらためてお子さんのご入学おめでとうございます。
 体育館の通気を確保し、間隔を開け、マスクを着用して参加するなど新型コロナウィルス感染防止策を講じながらの、わずか30分足らずの短い式でした。短い式ではありましたが、保護者の見守る中で、学級担任の呼名に入学の決意を込めて返事をする生徒の姿は、みんな堂々として輝いていました。本当に嬉しく頼もしく感じました。
 学活を終え、生徒玄関前の入学式の立て看板をバックに、記念写真を撮る親子の光景もまた、微笑ましい限りでした。いよいよ明日から黄金の3日間がスタートします。例年と違い様々な困難が予想されますが、東新潟中学校がワンチームとなって、落ち着いて行動していきましょう。

 




 2020.04.07 No.382

「新しい風」

 4月7日、教室の脇の桜は満開です。本日、始業式に先立って「着任式」が行われました。新しい教職員と2,3年生との出会いは爽やかでした。長谷川教頭先生をはじめ、6名の皆様、東新の子たちの健やかな成長のために、あらためてよろしくお願いいたします。

 




 2020.04.03 No.381

「学び続ける教師Ⅱ」

 生徒理解・授業研究・道徳等2日間にわたる職員研修が終了しました。お疲れ様でした。各担当からは熱のこもったプレゼン等の説明があり、短時間で効率よく学ぶことができました。特に研究では、新型コロナ感染のただ中で、どういった対話的な活動が可能なのかについても議論が及びました。また、教科の道徳では、今年度より学年部の担任で35時間を持ち回りにして分業する仕組みや評価システムの確認がなされました。
 生徒の実態を踏まえて、常に新しいアイディアを生み出しながら、失敗を恐れずにトライしようとする職員の前向きさには頭が下がる思いです。教職員の思いや勢いは必ず子どもたちに伝わっていくことでしょう。感謝!

 






 2020.04.03 No.380

「花は咲く」

 教室脇の桜、中庭の牡丹、古木の切り株の脇に植えた水仙が、今きれいな花を咲かせ、東新の子らの登校を待っています。新型コロナウィルスが席巻するただ中、この自然の営みは変わらず、私たちにエネルギーを与えてくれます。
 職員は今日もお互いに声を掛け合い、4月7日の学校再開に向けた準備に余念がありません。


 

 2020.04.02 No.379

「東新中職員の徽章」

 昨日、東新潟中学校の創立70周年を祝すと共に、教職員の自覚と連帯の証として制作した「職員徽章」を全員に配付しました。主に入学式や記念式典などフォーマルな場で身に付けます。デザインに込めた意味は以下の通りです。
 丸い形は、東新中教職員の輪をかたちどり、One teamの結束を表します。色は、年齢性別問わず、フォーマルな場面で着用しやすい気品のある金と黒。3本のアーチは、日本海の波を表します。また、3という数字は、校歌にある新潟港が3つの港(沼垂湊、新潟津、蒲原津)が一つになってできたことや、東新潟中学校区が沼垂小・笹口小・木戸小の3つの小学校区から成り立っていることなどを意味します。そして、海の安全を見守る灯台と、水平線の向こうに見える佐渡島を図案化し、新潟港から望む美しい風景を表したものです。
教職員が自分の任校に誇りをもつことが、生徒に自信をもたせることにつながると考えています。

 



 2020.04.01 No.378

「ようこそ校長室へ(ご挨拶)」

 校舎の桜が咲き、春の訪れを感じる今日この頃です。東新潟中学校長の津野庄一郎です。3年目になりました。昨日は7名の職員を送り出し、家族と別れるような寂しい気持ちでしたが、本日新たに6名の職員をお迎えでき嬉しく思っています。
 創立70周年の節目の年、「温故知新」のテーマのもと、過去に学び、今を振り返りながら、未来に希望のもてる中学校を、地域・保護者の皆様と共に創ってまいりたいと思います。
 本年度も教育目標を「たくましく生きる生徒」とし、「力の東新」のスクールポリシーを掲げ、次代を担ってくれる生徒に夢を託して、教職員一丸となって取り組んでいく覚悟です。
 新型コロナで経済社会の混迷が続きますが、家庭と学校がしっかりと手を携えて、進んでまいりたいと思います。新年度もどうぞよろしくお願いします。

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