校長室ブログ


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 2019.05.31 No.208

「小学校区の特長を踏まえて」

 昨日、放課後に「第1回地域連携推進会議」が行われ、今年度の活動概要について協議しました。今年度の重点地区は、「笹口校区」とし、笹口小学校の総合的な学習の時間の成果(新潟駅南イルミネーションの参画や新潟の食の探求など)を、他の出身小学校の生徒に広げて身近な地域への理解を深めること、「起震車体験」を取り入れ地域防災への意識を高めること、各自治会の連絡生徒を「東新潟中メッセンジャー」として認証し、地域の声を吸い上げ学校の様子を届ける働きを強めることなどが確認されました。今後、中庭や校地のクリーンボランティアの募集も地域教育CDを通じて案内がありますので、ぜひ、ご協力をお願します。
 真壁座長の「それぞれの小学校区の特長をいかしながら、東新潟中学校で大きな花が咲くようにしたい。」という締めのお言葉が心に残りました。


 





 2019.05.30 No.207

「マイ ハッピータイム(令和)」

○ 本日、「管理主事訪問」があり、3名の教育委員会の管理主事先生をお迎えしました。東新潟中の生徒の落ち着いた様子、校舎のゆきとどいた環境、諸表簿や物品の管理・保管に至るまでほぼ申し分ないとのお褒めの言葉をいただきました。教職員の不断の努力のお陰と感謝しています。

○ 道徳主任の渡辺先生から「人間だもの」の道徳通信が届きました。春の職員研修の成果と課題が整理され、職員からの質問に一つ一つ丁寧に答える内容でした。
 特別支援CDの高橋先生が、「支援シート」をデジタルですべての教師が自分のPCから閲覧・更新できるシステムを提案され、実施する運びとなりました。嬉しかったのは、いずれも人から言われて、頼まれてやったのではなく、自分で主体的に取り組んでくださっているということです。

○ 前育成協議会会長の青柳さんを中心に、生徒の安全確保及び環境整備のため、栗の木川周辺の除草、校地周辺の防犯灯の設置等に奔走いただいております。 

○ 人と交わって学ぶ知、体験を通して学ぶ知、各学年ともバランス良く教育活動に組み込んで実施していると感じています。

<写真は:1年:交通安全指導教室、3年:総合的な学習の時間「福祉」>



 
 2019.05.29 No.206

「千里の道も一歩より」

 今日から定期テストが始まりました。テストは昨年度同様、生徒の思考力を高めるための論述問題も出題されています。特に1年生は中学校に来て初めの本格的なテストとあり、相当緊張した様子でした。これまでの学習の取組がどうであったのか、自分の学びや成長を確かめる機会として、また、問題に集中して自分の力を出し切る場として定期テストがいかされるといいなと思います。教師も定期テストを通じて、ふだんの教科指導を振り返り、自分の授業力をさらに高めるチャンスと捉えます。いずれにしても、双方のたゆまぬ努力が大事になりますね。


 

 2019.05.28 No.205

「爽やかな空気」

 ここ数日真夏のような5月とは思えない暑い日が続きました。今朝は少し時間があったので、校舎・教室を回ってみました。松嶋教頭先生は、色あせた防火シャッターの注意書きを張り替えてくださっていました。皆さんはお気づきでしょうか?
 どの教室もきれいな黒板、整えられた机と椅子、換気された窓…校舎こそ古いですが、きっと自分の居場所で気持よく過ごせるに違いないと思います。同時に担任の細やかな心配りに感謝しています。
 4階のある教室の植木鉢が暑さのためか少し弱っていたので、登校してきた生徒に「水をあげてくれると嬉しいな。」と声をかけると、いやな顔一つ見せず、すぐに水飲み場に行って水を入れてきてくれました。難しいことは言いませんが、常にこうした爽やかな空気があることを、嬉しく思う今日この頃です。

 


 2019.05.27 No.204

「あすなろ」

 5月24日の午前、北区・東区の中学校の特別支援学級の生徒による「ボウリング大会」が開催され応援に行きました。生徒達は手作りの自己紹介カードを交換し、他校の生徒とペアになってスコアを競ったり、個人戦でスコアを競ったりして交流を深めました。会場はどのレーンもピンがはじけるたびに笑顔があり、大いに盛り上がりました。
 当校の生徒達は、事前に国体の出場経験のある佐藤先生からも技術指導を受けるなどして大会に臨んだので、昨年以上に多くの生徒が入賞しました。他校の生徒ともコミュニケーションを図りながら、楽しく体を動かす体験は、参加した生徒たちにとってもよい思い出になったことでしょう。皆さん本当によく頑張りました。引率のスタッフの皆さん、お疲れ様でした!

 




 2019.05.24 No.203

「理想と現実のはざまで」

 22日・23日の両日、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された、第70回全日本中学校長会に出席しました。配布された文科省の約600ページに及ぶ分厚い資料からは、学校現場に求められている内容がいかに多いかが伝わってきます。子どもの安心・安全の確保から新学習指導要領の円滑な実施、さらには教職員の長時間勤務の是正・業務の改善といった働き方改革まで、その道のりは決して平たんではありません。
 部活動指導を抱え、家庭も含め支援を要する子どもたち一人一人に心を寄せ、授業準備にも余念のない教職員にとって、諸課題の解決のためには教育行政による人的な支援や環境整備が不可欠であるのは言うまでもありません。しかしながら、それでも子どもたちの健やかな成長や私たちの後に続く後進のためにも、今できることを一つ一つ実行していくより道はないと思います。同時にまた、「無理させて、無理をするなと無理をいう」(サラリーマン川柳)のように、実に笑えない厳しい現実が、現場にはあると感じる今日この頃です。


 


 2019.05.23 No.202

「耕す」

 5月16日、沼垂にあるNPO法人「伴走舎」、よりどころ野菜村「よろずや」さんのご厚意で畑をお借りし、当校の生徒がお店の方々と一緒に、土作りの労作を行いました。今後、キュウリやトマト。ピーマンなどの苗を植えて育てる予定です。「よろずや」さんは、障がいをお持ちの就労支援も行っていると聞いています。学校脇の畑の芋作りと上手く両立させ、文字通り実りのある活動にしてほしいと思います。



 



 2019.05.21 No.201

「マイ ハッピータイム」

○ 新潟地区大会に向けて、部活動の練習も力が入っているようです。先日行われた陸上記録会では2,3年生の3分の2の生徒が、自己記録を更新するなど練習の成果が現れているようですし、バスケットボール部は、強豪校との練習試合を通じて、戦術を試すなど、いろいろと工夫している様子を顧問から聞いています。放課後の室内練習を見ていると、1年前に比べて、生徒の技術がずいぶん向上したと感じます。例えばバレーボール部は、レシーブやサーブの姿・形がとてもきれいです。つまり、無駄な動きがなくなりました。バドミントン部は、スマッシュやスイングのスピードがとても速く、軽快な身のこなしです。努力のたまものですね。嬉しいです。けがに注意し、個人や部の目標突破に向かって、時間を上手く使いながら、頑張ってほしいと応援しています。

○ 今朝の生徒朝会は、常任委員会から、アンケート集計結果の分析をもとに、ベル着運動の成果と今後の展望について、風紀委員会から、役割演技をもとに、教務室の出入りのマナーについて、それぞれ発表がありました。いずれも具体的でわかりやすいプレゼンでした。特に前者は、自分たちで学習環境を整え、授業に集中する空気をつくること、後者は、一般企業にも通用する礼儀作法を身に付けるという意味で、とても良かったと思います。また、みんなで生徒会会歌を歌ったことも、伝統を引き継ぐという点で、大事な一歩です。一人一人の生徒が、「東新潟中学校の一員としての誇り」を大切に、生活してほしいと願っています。



 






 2019.05.20 No.200

「JRCの東新」

 5月17日午後、生徒総会に先立ち、日本赤十字社新潟県支部より講師の松尾良和様をお迎えし、JRC登録式が行われました。JRCの小嶋委員長さんからは、募金やボランティア活動の趣旨が伝えられ、松尾様からは、当校の生徒会の活動を、伝統あるJRC活動と重ね合わせて価値づけていただきました。最後に、生徒・教職員で唱和した「ちかい」の言葉が体育館一杯に響き渡り、その決意の確かさを感じました。式が終わってから、校長室で松尾様が、前に立つリーダーが、とても堂々としていたことや、話を聞く全校生徒の態度が、きちんとしていて大変立派だったと褒めてくださいました。35年前から絶えることなく続いている東新のJRC活動、令和の時代もまた、全校生徒の優しい思いやりの和が、広がるといいなと思います。
 登録式の後、前期生徒総会が行われました。議長団の増井さん、石田さんの手際よい司会進行と、森平会長をはじめとする各委員長の明快な説明と質疑応答で、今年度の活動の方向が全校で確認されました。今後、玄関に掲げた素敵な生徒会スローガン「生徒?晴都」(生徒の手によって創りあげる、晴れた都のように爽やかな学校)に込めた願いや思いを、日常生活の中で生かすには、どのような姿が望ましいのか。団結できる東新の強みを生かして、一人一人の生徒が考え、行動してほしいと期待しています。頑張れ!!

 

 2019.05.17 No.199

「やり切る」
 
 昨日、第83回新潟県中学校長総会並びに研究協議会(新潟大会)が、会場も新たに新潟市江南区文化会館で開催され、役員として参加しました。例年通り春の大会は、新潟市中学校長会が主管を務め、会場設営、受付等の運営に当たります。お力添えいただいたすべての校長先生方に感謝申し上げます。
全体協議で確認された運営方針や研修・教育課題研究のテーマをしっかり受け止めて、目の前の生徒の健やかな成長のために、教育実践を積み上げていきたいと思います。
 総会が終わり、学校に戻ると体育館では、本日の生徒総会に向けたリハーサルが、役員を中心に念入りに行われていました。一つのことをやり遂げるための準備の大変さや大切さを学び、達成感を自信に変えてほしいと願っています。

 
 








2019.05.15 No.198

「ともに手を携えて」

 5月11日(土)午後、授業参観・PTA理事会・総会・学級懇談会・春の懇親会(兼歓送迎会)が行われました。今年は天候に恵まれ大勢の保護者の皆様からお運びいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 子どもたちの授業の取組はいかがだったでしょうか。また、授業者の働きかけはわかりやすかったでしょうか。東新の教師は、今年度も本来業務である授業を大事にし、一人でも多くの生徒に「できた!」「わかった!」「聞いてもらえた!」といった学ぶ喜びをもたせるべく、研鑽を積み重ねてまいります。
 また、令和元年度も金子PTA会長さんはじめ、役員の皆さん、そして、保護者の皆さんの力を得て、生徒一人一人の健やかな成長のために、「力の東新」の地位を揺るぎないものにしていきたいと思いますので、ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。
恒例となった春の懇親会は、この3月末で転出された職員をお迎えし、同窓会・地域・保護者の皆さんとともに終始和やかに、楽しい一時を過ごさせていただきました。重ねてお礼申し上げます。



 


2019.05.11 No.197

「憩う」

 中庭の藤の花、ツツジの花がきれいに咲いています。用務員の武田さんが、ベンチを修理してくださったり、きれいに除草もしてくださいました。今日は天気も良かったので、多数の生徒がベンチで談笑したり、池の魚を探したりして、昼の一時を楽しんでいました。いつも整備してくださっている武田さんは、「子どもたちの遊び場ではなく、憩いの場として大事に利用してほしい。」と話していました。生徒の皆さんも、その思いを受け止めて、緑化委員会の示したルール・マナーを守りながら、大切に利用してください。創立30周年以降、教材園としても整備されてきたこの東新中の中庭、「令和」の未来も美しいままでありますように!


 






2019.05.09 No.196

「見える化」

 連休明け、職員玄関に一枚の掲示物が張り出されていて、「何だろう?」と近づくと、新元号「令和」の出典となった万葉集の一節でした。教頭先生に尋ねたら、生徒指導主事の粋な計らいだということが分かりました。
 朝、校舎を回ると教室や廊下の掲示物も、タイムリーに更新されていて、とても和やかな気持ちになります。例えば、ある教室ではホワイトボードを上手く活用して、宿題や日程を自ずと確かめるように促したり、生徒の何気ない望ましい姿を写真で紹介して価値づけたり、黒板にコメントを書いて励ましたりと、各学級担任が、それぞれ生徒のために工夫している様子がよく伝わってきます。生徒の行動変容を促す伝え方には、様々な方法があって良いと思いますが、やはり目に見えるものは、わかりやすく、印象に残るというメリットがあると言うことを改めて感じています。

 












2019.05.07 No.195

「体験にまさるものはなし」

 4月25日(木)各学年で校外学習(1年:五頭自然の森でのデイキャンプ、2年:新潟市内巡検、3年:新潟島20キロウォーク)が予定通り実施され、大きな事故やけがもなく、無事に終えることができました。当日はあいにくの小雨模様でしたが、さすがは東新の生徒、元気いっぱい活動し、おのおのその目的を達成することができました。生徒は、新しい学級の仲間と一緒に活動することで、仲間のよさをたくさん見つけることができたのではないかと思います。また、自分たちの課題を見つけることができたならば、それは儲けものです。どこが不十分だったのかを振り返って、次の活動にいかしていけばよいわけです。成功も失敗も、すべて自分の成長につながる大事な一歩です。
 今年の3年生は、協力や忍耐力を養うことをねらいに、東新中初の新潟島20キロウォーク(山の下展望タワーから関屋分水経由)に挑戦しました。職員も自転車で先導し、最後尾から見守りながらサポートしました。(自転車隊は40、50キロは走行しているはずです。)途中コースを間違えたりするグループもあったようですが修正し、互いに声をかけ合いながらゴールしました。
 「体験にまさるものはなし!」活動をやり終えた生徒の笑顔に接するたびに、そう思います。生徒・職員の新たなチャレンジが楽しみです。

 




2019.04.26 No.194

「心のオアシス」

 本日、着任された佐藤真奈美カウンセラーさんを紹介します。佐藤さんは、元小学校の養護教諭の先生で、30年以上にわたり子どもたちの心身の健やかな成長のためにご尽力されてきました。その間、いじめや不登校など、困っている子どもたちや家族に寄り添いながら、カウンセリングとコーチーングの合わせ技で、たくさんの相談に応じ、子どもや家族の大きな支えになってくださいました。そんな豊かな経験と実績をおもちの、佐藤さんをお迎えすることができ、本当に嬉しく思います。担当(窓口)の長谷川先生から話があった通り、基本、毎週金曜日においでになります。どんな小さな悩み事でもかまいませんので、対話を通じて解決してほしい願っています。

 

2019.04.25 No.193

「油断大敵」

 4月23日(火)18:30分頃、学区内の沼垂東3丁目付近で、下校途中の女子生徒が不審な男性(露出)に遭遇する事案が発生しました。(配信メール済み)幸いなことに実害がなく本当に安堵しました。警察、市教委、小学校、育成協にも連絡すると共に、各学級で具体的な対応について指導しました。昨日、松嶋教頭先生が同じような時間帯に現地で状況を確認したところ、やはり、薄暗く人通りの少ない、死角の多い細道との報告を受けました。夕方以降、学生が一人で通ってはいけない道の一つと認知したところです。
 昨年、西区小学生の痛ましい事件を受け、児童生徒や地域の防犯意識も高まっている中ではありますが、改めて人通りの多い道の選択、複数での行動など、ご家庭でも子どもの安全確保に万全を期すようご指導をお願います。


 



2019.04.24 No.192

「マイ ハッピーターム」

○しばらく学校を休んでいた生徒が、本当に久しぶりに元気な顔を見せてくれました。お母さんからは、暑中見舞いや年賀状のお礼を言われ、ちゃんと届いて読んでくださっていたのだなと嬉しく思いました。学級担任の言葉がけに少し照れくさそうに、教頭先生との握手に微笑み、また「いつでも待っているよ!」と見送りました。心と心が少しつながったような気持ちになりました。

○先日、中庭の池の亀を今年に入って初めて目にしました。冬眠から目を覚ましたのでしょうか。ぷかぷか浮かびながら、のんびりと気持ちよさそうに顔をのぞかせているので、うらやましくさえ思います。皆さんはもう発見しましたか?ところで今、中庭のベンチを用務員の武田さんが何十年ぶりにリニューアルしてくださっています。(ペンキ塗り立て!)生徒の皆さんが憩える場所に生まれ変わるといいですね。



 

2019.04.23 No.191

「SNS」

 ラインやツイッターなど、人と人とをつなぐサービス、SNS(ソーシャル・ネット・ワーキングサービス)は、今や全世界に普及しています。こうした状況を踏まえて、東新潟中学校では毎年、ゴールデンウィーク前後にメディアに関する正しい理解と使い方に関する指導を行っています。今年度も一昨日、全校朝会で乙川生徒指導主事からスライドを用いた確認と注意喚起がありました。
 当校でも毎年、SNSがらみの指導事案が散見されます。具体的には、言葉や画像で、結果として相手の心を傷つけたり、本人の承諾のない情報が流出したりするケースです。その都度、学校としても適切に指導を行ってきました。しかしながら、スマホ等を子どもに買い与えた以上は、保護者の監督と責任も問われることになりますので、その利用についてはご家庭でお子さんとよく話し合われ、十分にご指導ください。中学生は大人と違い、判断も経験も未熟な面があります。大人でも勘違いして「炎上」騒ぎを起こす者もいます。どうぞよろしくお願いします。

 


2019.04.22 No.190

「感謝」

 相馬さんは、平成23年から8年間、東新中の地域教育コーディネーターとしてお務めくださいました。主に木戸地区を担当され、その間、職場体験活動の訪問先や、高校入試の進路指導のための面接官などを開拓してくださったり、コーディネーター通信を定期的に発行してくださったりと、学校と地域をしっかりとつないでくださいました。また、東区のコーディネーターの副会長としてご尽力されるなど、人望が厚く中心的な存在でした。この度、残念ですがお仕事のご都合で引退されることとなりました。これまでのご尽力に皆さんとともに感謝し、益々のご健勝を祈念したいと思います。相馬さん、長い間、東新中のために、生徒のために、本当にありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。

 


2019.04.19 No.189

「轍(わだち)」

 放課後、ボランティアルームに顔を出すと、佐藤コーディネーターさんから、昨年の4校のコーディネーター通信をいただきました。「ちょうど来週、沼垂小で東新潟中学校区の校長が集まるので、お渡ししますよ」と預かりました。各校いずれも見守り活動や学習サポーター、地域防災やボランティア活動など、児童生徒が「ひと・もの・こと」と上手くつながり、有意義な活動が展開されていることが分かります。情報発信とは別に、こうした記録は、地域と共に歩む学校の轍(わだち)であり、歴史でもあります。三つの小学校の豊かな体験が、東新でもいかされるよう教育活動を工夫していきたいと思います。ありがとうございます。

 









2019.04.18 No.188

「心身の健やかな成長のため」

 一昨日、「新潟市中学校体育連盟常任理事会」の懇親会があり、東新からは、私の他に、松嶋教頭(教頭中体連担当)、小林主幹(前事務局長・事務局員)、乙川(スキー市部長)、小柳(バドミントン市部長)、長谷川(バドミントン県部長)、渡辺(ソフトテニス専門委員)の7名が参加しました。また、日頃より各校で、奮闘している先生方の熱いエネルギーをビンビン感じる大懇親会となりました。
 近年、少子化等の社会変化に伴い、今年度から中体連の大会システムが大きく変わります。具体的には、市内大会がなくなり、地区大会からスタートすることや、新潟地区のうち、佐渡は下越に、燕・吉田は中越にそれぞれ編入されて大会が実施されることなどです。
 新潟市では、昨年度より「部活動ガイドライン」に則り、各校とも適切に休養日を設けています。また、科学的根拠に基づく効果的な練習を取り入れた活動が展開され、顧問が生徒の鼻面を引きずり回すような旧態依然とした指導は姿を消したと言ってもいいでしょう。
 生徒にとって学習以外で、情熱をぶつける何かがあるというのは幸せなことです。もちろん、それは部活動でなくてもかまいません。しかし、私もそうでしたが部活動でしか味わえない喜びや感動があるのもまた事実です。仮入部が終わり、1年生も本格的な練習が始まります。何のための部活動か、誰のための部活動か、その目的や目標を見失うことなく、生徒の皆さんには最後までやり切ってほしいと思います。
 なお、今年度も「部活動エキスパート」としてソフトテニス部に木村智生子(ちおこ)さん、「インターンシップ(就業体験)」として女子バレーボール部に井上真彩(まい)さん、「学生支援ボランティア」としてサッカー部に平島義就(よしなり)さんの3名から、一定期間お手伝いをいただきます。ありがとうございます。



 


2019.04.15 No.187

「学級の空気」

 今朝、松嶋教頭先生から「各教室の環境が整っていてとても気持ちがいいです。」という報告を受け、私もさっそく朝学活の教室をのぞいてみました。日直の進行のもと日程を確認しているところ、学級担任の指示を受けて机上を整理しているところなど様々でした。また、先生方がいつもきれいに教室を整えてくれている心遣いがどの教室からも感じました。そんな中、ある教室の学級担任のメッセージが目にとまりました。朝教室に入ってくる生徒が、黒板を見て「よし!今日も頑張ろう」という気持ちになる、さりげない言葉が綴られていたのです。それを読んだ私も温かい気持ちなりましたので、生徒は推して知るべしでしょう。やりがいや生きがいのある学級の支持的風土をどうつくっていくのか。案外、こうした環境を整えていく取組の中に、手がかりがあるように思います。


 




2019.04.15 No.186

「地域とともに」

 4月14日(日)、沼垂小学校の前庭で「沼垂さくらまつり」が開催されました。今年は晴天に恵まれて桜も咲きそろい、おおぜいの地域の方々や卒業生、在校生も足を運びました。当校からは合唱部が「ギフト」「朝の祈り」「ハレルヤ」の3曲を、吹奏楽部は「楽器紹介のミッキーマウスマーチ」のパフォーマンス付きの曲をそれぞれ披露し、アンコールに応えて大いに祭を盛り上げました。ある卒業生が「高校でも合唱を続けます。また、英語が少し苦手なので英語部も兼部しようと考えています。」と高校生活への期待を聞かせてくれたことも嬉しかったことの一つです。
 今年度東新中は、地域から支えてもらうだけでなく、自分たちが地域のためにできることを探し、進んで行動する生徒の姿を大切にしたいと考えています。今求められている「社会に開かれた教育課程」は、こうした日々の積み重ねの中にあると考えるからです。今年度も地域の皆さんの温かいサポートを宜しくお願いいたします。




 
2019.04.12 No.185

「襟を正して(ご挨拶)」

 4月定例校長会で、猪股前会長の後を受け、新潟市中学校長会長を拝命いたしました。浅学非才の身でありますが、熟達の役員の皆さん、校長会のスタッフの皆さんのお力を得て、この重責を果たしてまいりたいと思います。新潟市教育ビジョンで目指す子どもの姿の実現に向け、粉骨砕身、努力していく覚悟です。関係各位の皆様、何卒、お支えお導きのほど、宜しくお願い申し上げます。
 今朝の職朝で、はからずも松嶋教頭先生から職員に紹介していただくサプライズ企画がありました。当校の温かい職場の皆さんにも感謝申し上げます。地域、保護者の皆様におかれましても、一層のお力添えをお願いいたします。(写真は、4月初、4年部の皆さんと一緒に生徒玄関前で) 

 










2019.04.10 No.184

「桜」
 
 学校の脇を流れる栗ノ木川沿いの桜が見頃を迎え、3年生が学級写真を撮りました。みんな自然と心和み笑顔になります。新しい学級の仲間同士、互いに心と力を重ね合わせ、悔いのない東新ライフを過ごしてほしいと思います。
 今年から校長室清掃が1年生から3年生に変わりました。掃除に来る数名と話をすると、「高校進学への期待」が返ってきました。1年という歳月は、長いようで短いものです。ですから、「今」を大事に、一生懸命に駆け抜けてほしいと思います。来年の今頃、一人一人の心に、桜が咲いているといいなとつくづくそう思いました。

 




2019.04.10 No.183

「学校と地域・社会をつなぐ」

 昨日、校長室で今年度「地域教育コーディネーター」をお務めくださる佐藤さん(沼垂校区)、中村さん(木戸校区)、霜越さん(笹口校区)の3名に委嘱状をお渡ししました。学校支援ボランティアの募集や配置、東新中の紹介など、さまざまな活動を工夫して、学校と地域をつないでくださいます。当校の担当は、昨年に引き続き荒川洋子先生(1年副任:美術)です。今年も生徒の健やかな成長のために、お力添えをお願いいたします。なお、長くお務めくださった相馬さん(木戸地区)は、お仕事の都合で4月末をもって引退されます。これまでのお支えに、心より感謝申し上げます。

 











2019.04.08 No.182

「マイ ハッピータイム」

○今朝、地域の方から電話を受けた小林先生からとても嬉しい知らせがありました。それは「小学校の入学式後、帰り道で怪我をしていた児童を、通りがかった東新中の男子生徒が介抱してくれてとても有り難かった。」という内容でした。 さっそく全学級に紹介したところ、当該生徒2名(3年生)を特定できたので校長室に呼び、私も思わず握手して感謝を伝えました。坊主頭の当人達は、とても照れくさそうに、しかし、嬉しそうな笑みを返してくれました。
 困っている人を見かけたとき、どのように行動すればよいのか適切に判断し、即行動に移す。目指したい東新の生徒の姿です。

○昨日の午後、体育館で「新入生歓迎会」が行われました。森平会長を筆頭に各専門委員長による活動紹介のプレゼン、合唱部や吹奏楽部によるアトラクション、学年の壁を越えて交流を深めるレクリエーション、応援団による激励のエール、各部活動のパフォーマンスをまじえた紹介などが行われ、大いに盛り上がりました。新1年生も目を輝かせて、これから始まる諸活動に胸をふくらませていました。一人一役、全員主役の生徒活動に期待値は、高まるばかりです。

 






2019.04.08 No.181

「一期一会」

 転入職員の着任式・始業式・入学式と充実した一日が終わり、いよいよ今日から「黄金の一週間」が始まりました。朝、職員と玄関に立つと、登校してくる生徒が元気よく「おはようございます。」と挨拶をしてくれるので、とても爽やかな気持ちになります。特に新しい制服に身を包み、綺麗な通学カバンを担いだ1年生は、とても輝いて見えます。
新学級での生活がスタートしました。友達や先生方との出会いは奇跡とも言うべき偶然の出来事です。しかしながら、この「出会いは人生の贈りもの」であり、自分の今後の生き方を大きく左右することになる貴重な経験と言ってもいいでしょう。もちろん楽しいことばかりではないと思います。困難な壁に突き当たることもあるでしょう。しかし、そうしたとき、素直な気持ちで、周りの友達や先生方にその胸の内を伝えてください。必ず力になり、支えてくれるはずです。
 全校生徒一人一人が東新中の主役となり、健康で充実した学校生活を送れるよう期待しています。




2019.04.04 No.180

「ようこそ校長室へ(ご挨拶)」

 校舎の桜のつぼみもふくらみ、春の訪れを感じる今日この頃です。東新潟中学校長の津野庄一郎です。2年目になりました。「平成」が終わり、新しく「令和」に変わる節目の年、その名にふさわしく、一人一人の美しい心を寄せ合いながら、東新の新たな伝統文化を育んでいきたいと思います。
 東新潟中学校では、本年度も教育目標を「たくましく生きる生徒」とし、次代を担ってくれる生徒に夢を託し、全職員一丸となって取り組んでいく覚悟です。「力の東新」の名に恥じぬよう、地域に開かれ、愛される学校づくりに、心を込めて努力してまいります。新年度もどうぞよろしくお願いします。


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