校長室ブログ


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 2021.3.31 No.611

「退職の日(感謝永遠に)」

 教員人生を、この東新潟中学校で終えることができ、本当に幸せです。人に生かされ支えられての38年間でありました。心より感謝申し上げます。

 また永きにわたり、校長室ブログをお読みくださりありがとうございました。こういう環境を与えてくれた生徒の皆さんや教職員に感謝しています。特に毎回、更新しつづけてくれた加藤先生(HP担当)、ありがとうございました。

 今朝、旧同人で書家の和泉校長先生(白南中学校)が、東新潟中学校の「応援歌」の額装を届けてくれました。生徒の皆さんは校歌・生徒会同様、伝統ある応援歌を大切に歌い継いでください。お願いします。

 最後に皆さんのご多幸と弥栄を心からお祈りし、退職のご挨拶といたします。3年間、本当にありがとうございました。さようなら。


 



 2021.3.30 No.610

「置かれた場所で咲く」

 昨日午前、「転入職員オリエンテーション」が行われました。折しも新潟は例年よりも早く桜が開花したとのこと。当校の西門前の桜や普通校舎棟脇の桜ものきれいな花を咲かせ、新しいスタッフを歓迎しているかのようです。

「置かれた場所で咲きなさい。」と言う言葉があります。前任校のことや過去のことは白紙にして、新しい気持ちで自らの花を咲かせる努力を、教職員と共に積み重ねてほしいと願っています。どうぞ宜しくお願いいたします。




 2021.3.26 No.609

「春を待つ」

 今日の午前、体育館で新2,3年の新しい学級編成の発表と新年度に向けての学年集会がありました。新たな気持ちでいい学級・学年をつくってほしいと思います。また、午後からは新1年生のオリエンテーションが行われました。みんな少し緊張した面持ちで、新学級の名簿を見たり、先生の話を聞いたりしていました。わくわくドキドキですね。でも大丈夫です。みんながそれを経験してきたのですから。まずは、しっかりと体調を整えて、4月初の始業式・入学式に臨んでほしいと思います。

 昨年植えた中庭の水仙がきれいな花を咲かせていました。皆さんの登校を心待ちにしていたのでしょうか。

   2021.3.25 No.608

「怠けてなんかいない」

 令和2年度の下越生徒指導研究協議会だより「灯台」(巻頭言)が届きました。 今年度の活動の成果は、コロナ感染対策を施して、江南区文化会館で「研究大会」を開催し、学習障害に対する基本的な理解と、特別な支援を要する生徒への合理的配慮の具体についての見識を深めることができたことです。

 特に学校に登校できずに困っている生徒の多くが、学習面でのつまずきを端緒としていることや、そのつまずきは決して「怠け」に起因しているわけではないことを、参会者が確認できたことはとても有意義でした。

 「怠けてなんかいない」という子どもの声をどれだけ受け止めて、サポートできるか。
教師の指導力と学校の柔軟かつ組織的な対応が求められていると感じています。





 2020.3.24 No.607

「離任の日」

 今日は私を含め11名が離任式に臨みました。集まってくれた卒業生、在校生の皆さんありがとうございました。今朝は東新潟中学校を離任するという実感、教員人生に終止符を打つという実感がありませんでした。何か別世界のような気がしていました。それでも出勤して玄関の「力の東新」の旗や「メッセージボード」を目にした時、やはり現実なんだと感じました、残念ながら時間は止まってくれません。しかし、この38年間、不器用ながらも自分なりに精一杯努力したので、後悔はありません。後悔はありませんが、やはり終わるとなると寂しさがこみ上げてきます。

 特に東新潟中学校でのこの3年間は、たくさんの思い出(宝物)をいただきました。コロナ禍での危機対応、新潟市中学校長会長の仕事もかけがえのない経験になりました。その間、長谷川教頭先生はじめ、教職員の皆さんからどれだけ支えていただいたことか。今はただ感謝しかありません。そして、私がこれまで無事に勤められたのは、全て生徒の皆さん、出会った教職員、同僚や諸先輩、地域や保護者の皆さんのお支えとお力添えのお陰だと、今心からそう思っています。本当にありがとうございました。

 全校生徒に一つお願いしたのは、「校歌」と「生徒会歌」を大切に歌い継いでほしいと言うことです。そこには先輩方の思いや誇り、目指すべき姿があるからです。

 離任式の後、生徒会が私と同期採用の平松先生のために、「定年退職の卒業式」をサプライズ企画してくれました。恐縮しつつも新旧生徒会長の言葉が心に染みました。

 その後のランチルームでの「送別会」では、お餞別の他、一人一人心温まる餞の言葉や記念品をいただき、あらためて東新潟中学校の教職員の細やかな心遣いと優しさに感激しました。
 
 春からは新潟県NIE推進協議会事務局長、新潟日報社NIE顧問、新潟市国際交流協会理事として、これまで与えていただいたご恩をお返しするため、微力を尽くしてまいります。メディアシップから、皆さんの活躍、東新潟中学校の発展を見守り、応援することにします。
 
 保護者・地域の皆様、東新潟中学校で幸せな3年間を過ごさせていただいたことに重ねて感謝申し上げます。ありがとうございました。

   2020.3.23 No.606

「証」

 今朝、竹内研究主任から、令和2年度の東新潟中学校「校内研修のまとめ」をいただきました。(巻頭言)これはコロナ禍の1年、どんなことがあっても生徒の成長のために学びを止めない、教師のひたむきな努力の証です。お疲れ様でした。
 次年度は、各校ともipadを活用した授業研修が進むと思いますが、この道具を活用した方がよい場面と、じっくりと思考したり、直接対話したりする方がよい場面と棲み分けながら、上手に使っていきたいものです。


   2020.3.22 No.605

「女性活躍のさきがけ」

 1964年(昭和39年)東京五輪体操団体総合銅メダリストで、参院議員として女性初の国家公安委員長を務めた小野清子さんが、13日にお亡くなりになられました。85歳。実は小野さんは、1980年(昭和55年)の10月、東新潟中学校創立30周年(第6代:江口松弘校長)の記念講演会においでくださり、「心づくり、身体づくり」と題して健康維持・向上の大切さを生徒や保護者にお話しされています。また、その際、寄贈していただいたのが、1階(鏡の脇)に掲げてある直筆の書です。「勝利は努力者の上に輝く」皆でかみしめたい言葉ですね。ご冥福をお祈りいたします。
   2020.3.19 No.604

「信じる」

 今日は終業式、皆さんと一緒に無事、今日の日を迎えることができ本当に嬉しいです。

 皆さんは、この1年間、大きく成長しました。コロナ禍にあって、様々な活動がこれまで通りにいかなくなり、不安になったり、悩んだりしたこともあったのではないでしょうか。しかし、皆さんは、個人として、仲間として、それを見事に乗り越えてきたのです。これは素晴らしいことです。ただ、その陰にはお家の方々、先生方の惜しみない愛情と努力があったことを忘れないでほしいと思います。
 
 1年生、進級おめでとう。金子学年のもとで、各学級心を通い合わせて、授業に部活に頑張りました。特に1年生の自主学習ノートの工夫には目を見張るものがありました。継続は力です。毎日コツコツと続けてください。さらなる成長を期待しています。

 2年生、進級おめでとう。谷川学年の皆さんには、仲間を温かく受け入れて、自分たちで考えて行動できる力があります。創立71年目の最高学年として、文武両道、この東新潟中学校をさらに発展させてください。皆さんならそれができると私は信じています。

 皆さんの行く道に、幸多かれと祈念して、令和2年度の教育課程を閉じることにします。


 2020.3.18 No.603

「心を込めて」

 3年生が卒業した後の学校は、どことなくがらんとした印象を受けます。そんな中、先日1,2年生が入学する1年生や次に使う学年のために、感謝の清掃活動を行いました。
 自教室や階段、廊下、下駄箱に至るまで、1時間余り徹底的に掃除に励みました。また、放課後は、自分たちでワックスがけも行いましたので、ピカピカの教室に生まれ変わりました。
 学校は大規模改修工事から12年程の月日が流れました。3小学校の新しい校舎には到底及びませんが、学校をきれいにして大事にする気持ちは、今も変わらずに受け継がれています。感謝!

 2020.3.17 No.602

「マイ ハッピータイム(桜)」

○ 7・8組の生徒達が作業学習で制作した「令和3年度の切り絵カレンダー」を校長室用に届けてくれました。心のこもった作品の重みで手が震えました。(笑)各月の切り絵は、動物や草花などが美しく刷られていて一人一人の個性が光ります。「よく頑張りましたね。」と言うと、みんな少し照れくさそうに明るい笑顔で応えてくれました。ありがとうございました。
 
○ 今朝、齋藤主幹から一枚のお葉書をいただきました。そこには創立70周年記念のお礼と実行委員会スタッフへの労いの言葉が綴られており、有り難いなと感じました。何でも小林同窓会長さんの同期(8回生)とのこと。「誇らしく思います。」との言葉が胸に響きました。ありがとうございました。




 2020.3.16 No.601

「オール東新潟」

 昨日午後ランチルームで、笹口、沼垂、木戸の3小学校の担当者が集い、最後の「小中連携拡大会議」が行われました。今年度はコロナ禍で予定していた合同研修会等はかないませんでしたが、各校が目指す姿を念頭に工夫して取り組んだことを中心に、意見や情報を交換しました。
 新年度はGIGAスクールの取り組みを共通テーマに、授業づくりや情報モラル等の研修を進めることが共通確認できましたので、とても有意義な時間となりました。ありがとうございました。次年度も「オール東新潟」でまいりましょう。どうぞ宜しくお願いします。
   2020.3.15 No.600

「完全燃焼」

 12日2時、3時に公立高校の合格発表がありました。今年はHPでも公開されるとあって、3年部職員もPCを前に今か今かと結果を待ってました。無事に合格した人、残念ながら力及ばなかった人と明暗が分かれました。しかし、全員が向かうべき方向が定まったので安堵しました。嬉し涙よし。悔し涙よし。皆さんの挑戦は、全て自分の人生の糧になるはずです。大事なことは、これから一歩踏み出すことです。受検は通過点に過ぎないのですから。もし、疲れたら立ち止まって休んでもかまわないと思います。そして、完全燃焼することで、人生は変わると私は思っています。頑張れ!東新の子ら




 2020.3.12 No.599

「本質」

 昨日、新潟市総合教育センターで「最後の新潟市中学校長会」が行われました。今回は2期6年務めた前田教育長さんも駆けつけてくださり、退任のご挨拶をいただきました。
 特にコロナ禍にあっても、子どもを守り、学校を守り、最善を尽くしたことへの労いや、コロナ禍を経験したからこそ、子どもたちはたくましく成長したと言えるよう育ててほしいという願いが、心に染みました。ありがとうございました。
 また、池田教育次長さんからは、11名の達年の校長を労いつつ、校長としての苦悩と決断のプロセスを教職員にぜひ伝えていってほしいというお話があり、胸を打たれました。 
 市中学校校長会の理念は「連携と行動」です。そして、その本質は「校長同士が心と心でよくつながること」だと私は思っています。しかし、自分が今年新しく校長になられた方々とどれほど対話できていたのかと言われれば、恥ずかしい限りです。今後も続くコロナ禍で、オンライン会議や働き方改革は進むとは思いますが、「心と心でつながること」、そして、互いの熱い思いを「肌で感じること」忘れないでほしいと思います。

 それにしても、今年度は懇親会というものが校内外ともに全くありませんでした。仕方のないこととは言え、何か心に満たされないものがあります。早くみんなで飲み語り合えるように、笑顔一杯の日常が戻るようにと願っています。

 放課後、子どもたちの生き生きとした姿を見たり、元気な声を聞いたりすると、豊かな気持ちに包まれ、力がわいてくる自分がいます。頑張ろう!

 2020.3.11 No.598

「忘れない」

 今日3月11日は、あの東日本大震災から10年目の日です。あらためてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。本日14時46分に白井教務主任から校内放送をして、黙祷を捧げました。
 私たちも未来に向かう子どもたちのために、何をやるべきかを考える機会にしたいと思います。合掌




 2020.3.10 No.597

「かわらないもの」

 昨日、ランチルームで最後の「70周年実行委員会」が開催されました。ご参加いただいた金子実行委員長さん、小林同窓会長さんはじめ25名の委員の皆さんに、心から感謝申し上げます。また、開会に先立ちボランティア室では、記念品の発送準備作業が山崎PTA会長さんを中心に現PTA役員の方々で進められました。重ねて御礼申し上げます。
 
 振り返ると令和元年度12月18日の第1回、松嶋前教頭・小林前主幹の2人から運営計画が提案されて走り出したこの取組、その間、実行委員会規約、組織分担、寄附趣意書の作成が行われ、様々な方々のご理解とご協力をいただいた結果、記念事業一覧の通り、無事に活動を終えることができました。コロナ禍にあって、まさに歴史と記憶に残る取組だったと思っています。
 
 本事業を通して私が最も強く感じたのは、同窓生、地域・保護者の皆さんの母校東新潟中学校を大切に思う気持ちと、子どもたちへの深い愛情です。これはかけがえのないものであり、校長として幸せに思っています。本当にありがとうございました。。(祝意のイルミネーションのライトダウンは、3月31日です。)

   2020.3.9 No.596

「青い空」

 やわらかな日差しに春を感じるようになりました。今日はとても青空がきれいでした。卒業生は12日の公立高校の合格発表を心待ちにしていることでしょう。

 今週から学校は午前授業となり、部活終了時刻も16時15分です。卒業生も含め生徒の皆さんは、次に向かうためにも時間を有効に活用してください。先生方も部活動指導の他、通知表や要録の作成、小学校との引き継ぎや学級編成作業等に余念がありません。
 
 一方で、当学区ではありませんが、市内で不審者情報が聞かれるようになりました。被害にあわないよう適切な判断と行動をお願いします。また、新型コロナウィルス感染が収まる気配がありません。引き続き、手洗い、うがい、マスクの着用等、感染予防に努めていきましょう。


 2020.3.8 No.595

「GOOD LUCK」

 先日、学生支援ボランティア(新潟大学)として2年間ご尽力いただいた野村さんが、その任を終え、職員に見送られて東新中を去られました。数学の支援、保健室の補助、サッカー部の指導など東新の子どもたちの成長のために頑張った日々。気がつけばいつも爽やかで誠実な若者が、東新の職員の一人としていました。たくさんの生徒が温かい言葉掛けに励まされたことでしょう。本当にありがとうございました。

 4月から遠く静岡県(焼津市)で教壇に立つわけですが、どうか健康には十分に気をつけて、出会う子どもたちのために変わらない情熱を注ぎ、さらに大きく成長してほしいとと期待しています。そして、3年後、新潟市に戻ってくるという約束を楽しみしています。野村さん、GOOD LUCK!!


 2020.3.5 No.594

「一人一台の時代」

 GIGA開き以降、授業では少しずつ「ipad」を活用した学習が始まっています。例えば1年生では、総合的な学習の時間で,高校探求の際、サファリを使用して調べ学習を行いました。また、理科や英語,道徳の授業では,ロイロノートスクールというアプリを使い,発表や振り返りの提出等を行っています。使い方が分からない子が優しく教えてあげる姿や、トラブルが起こったときにみんなで解決していく姿が見られているということも担任から聞いて嬉しく感じています。教務室では職員がいろいろと試しながらスキルアップを図っている様子が目につくようになりました。4月以降の授業の楽しみがまた一つ膨らみます。


 2020.3.4 No.593

「マイ ハッピーターム(弥生3月)」

○ 待望の創立70周年記念誌「温故知新」と生徒会誌「葦」が完成しました。今年度は双方合本のA4サイズの労作です。周年行事に関しては、東新の子のために前年度末から様々な取組を実行してきたんだなとあらためて感じました。(事業一覧)これも一重に同窓会や地域・保護者のご理解とご協力お陰であると感謝しています。また、生徒会誌には、生徒会活動や部活動、学級の様子など生徒や教職員の思いがたくさん詰まった内容の濃いものになりました。生徒会長相澤さん生徒会顧問の渡辺先生の言葉私の寄稿文を掲載しましたのでご覧ください。

○ 先日、生徒会JRC委員会が熊本に災害復興の応援メッセージを送ったところ、早速人吉市教育委員会の末次教育長様から、お礼のお便りが届きました。市内の中学校に掲示してくださるとのこと、生徒の思いがつながって嬉しく思いました。ありがとうございました。
















 2020.3.3 No.592

「余韻」

 令和3年3月3日、なごり雪の舞う中、第71回卒業証書授与式が、山崎PTA会長、小林同窓会長、増井育成協議会長のご来賓からご臨席いただき、無事に終了いたしました。(午前10時38分)生徒一人一人に卒業証書を手渡すことができて本当に嬉しく思いました。

 生徒の皆さん、あらためて卒業おめでとう!皆さんの前途に幸多かれと、心からお祈りいたします。明日、公立高校受験の人は、自信をもって落ち着いてチャレンジしてください。今日の皆さんならば大丈夫です。

 保護者の皆さん、本日は誠におめでとうございました。中学校3年間を終えて感慨もひとしおのことと存じます。コロナ禍にあっても、子どもたちが我慢強く頑張れたのは、ご家庭における皆さんの支えのお陰です。これからもお子さんの自立へのお力添えをよろしくお願いします。ありがとうございました。

 それにしても、卒業生一人一人の堂々とした姿、喜びの笑顔、在校生代表の丸田さんと山本さんの「送る言葉」、卒業生代表の相澤さんの「別れの言葉」、ステージと体育館半面を使った圧巻の卒業記念合唱「あなたへ―旅立ちに寄せるメッセージ―」(指揮 榧根さん 伴奏 原田さん)には本当に胸を打たれました。中でも相澤さんのそれは、情景が目に浮かんできて、涙が止まりませんでした。感動をありがとう。皆さんからたくさんの勇気をいただき、私ももう少し頑張れる気がしました。
 
 卒業生の皆さん、人生、出会いがあれば別れがあります。これからも「力の東新」の名にかけて、自分の未来を切り拓いていってください。楽しみにしています。


 2020.3.2 No.591

「待ってるニャ!」

 明日は第71回の卒業証書授与式、すべては未来を切り拓く東新の子の感動と希望のために。新型コロナウィルス感染防止に努め、来賓の縮小、3年生保護者1名参加(YouTube限定配信有り)、2年生会場参加、1年生教室でのリモート参加等、式の持ち方を更新して実施いたします。「健康チエック」を含め、体調管理に万全を期して参加してください。なお、体育館は暖房を入れますが、換気のため少し窓を開けますので、寒いことが予想されます。ぜひ暖かい服装で参加してください。また、風邪症状や具合が悪い場合は、決して無理しないようお願いします。

 本日午前、白井教務主任の統括のもと、短時間で全体での予行練習を行い、午後から1,2年生、教職員みんなで心を込めて会場を整えました。ありがとうございました。

 3年生の皆さん、3月3日は人生の一つの節目、特別な日です。お家の方をはじめ、自分や仲間のためにも、いい姿を見せてください。
(マスコット「東ニャンダー」ぬいぐるみ:職員作)




 2020.3.1 No.590

「つながり」

 本日午前、体育館で小林昌二同窓会長(第8回生)をお迎えして「同窓会入会式」が行われました。小林会長は歓迎のご挨拶の中で、生徒たちにコロナ禍での体験が、今後の人生に大きく生かされていくと話されされました。特に「こころでよくつながって」という体験は、これからの大きな問題に挑む強い柔軟な心となって、より大きな地球の病の克服にも挑戦できる資質だと激励しました。また、同窓会は会員のこころのつながりを喜び合う会でありたいとも話されました。人とよくつながる「真心」と「心配り」を大切にしていきたいと思いました。心温まるお話をいただきありがとうございました。

 私は、新型コロナのパンデミックのこの1年、本当に我慢強く、やるときは一致団結のパワーで諸活動を見事に進めた3年生に、職員を代表して「ありがとう!」と伝えました。

 平松主任から同窓会の学年幹事が紹介され、生徒を代表して斎藤さんが東新潟中学校の伝統に恥じぬよう同窓生として精一杯努力し、学び続けていくとを誓いました。

 いよいよ明後日が卒業式、旅立ちですね。春を待つ3年生に心を込めて乾杯!






 2020.2.26 No.589

「コミュニティースクールへ」

 本日、午前、視聴覚室で昨年度に引き続き「学校評議員会(第2回)」を「地域連携推進会議」と合同で開催しました。私からは後期学校評価を受けての成果と課題、地域連携担当からはパートナーシップ事業や絆づくり(地域講演活動)の概要説明がありました。 
 自己紹介と感想発表の後、3つのグループに分かれて和やかな中にも活発な意見交換が行われました。メンバーからは、ICT教育への期待と不安、コロナ禍における適切な教育活動の推進、客観的数値から見るここ数年の生徒の成長など、東新潟中学校の過去、現在、未来へとつながる貴重なお声をたくさんいただきました。

 令和4年にはコミュニティースクールが全市の小中学校で展開するわけですが、その核となる組織は「学校運営協議会」です。次年度当校では、この合同会をその母体として進めていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 今年度、皆様からのたくさんのお支えとお力添えに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 2020.2.25 No.588

「合掌」

 先月、自宅に寒中見舞いが届きました。一つは新採用の教え子のご主人からでした。脳梗塞が原因で治療のかいなく旅立たれたとのことでした。明るく笑顔の素敵な女子のリーダー的存在で、みんなに愛されていた生徒でした。きっと家庭に仕事に頑張り続けたのでしょう。もう一枚は、やはり新採用の時にお世話になった学年主任の奥様からでした。おそらく90歳をゆうに超えられていたと思います。最後まで一教諭として信念を貫いた方でした。
 
 あの頃、ただ若さに任せて、ぶつかっていった私に、教師として大切なことを厳しくも温かく教えてくれました。先日、ラベンダーと新茶の線香をお届けしました。今も目を閉じると在りし日の姿が浮かんできます。先行き不透明な時代が続きますが、私も一刻を大切に、懸命に生きていこうと思います。合掌


 2020.2.24 No.587

「便利な文房具」

 コロナ禍の影響でGIGAスクール構想が前倒しされ、生徒一人一台のiPad配付とその活用に向けた取組が始まりました。当校でも「GIGA班」を中心としたネットワーク環境の整備及び各学級でのGIGA開きが終わり、授業での活用がスタートしました。
 
 今大人がスマホやタブレットを当たり前のように活用しているのと同様、児童生徒も様々な場面でこれらを自在に使いこなすスキルが求められるようになりました。時代はどんどん進化していくので、教える教師もスキルを磨いていかなければなりません。そういった点では、ベテランが若手から学ぶという研修の好循環も生まれます。次年度は思考や表現を高めるための便利な文房具として、ipadを活用した授業づくりが研修テーマの柱になると考えています。







 2020.2.22 No.586

「サプライズ」

 生徒朝会で生徒会新役員(含む専門委員長)の紹介と引き継ぎの後、例年にない「三年生を送る会」のサプライズ企画が、新生徒会役員を中心に行われました。3年生に少しでも感謝の気持ちを伝えたい。安心して卒業してほしいという温かい気持ちが伝わり、本当に嬉しく思いました。3年間の学校生活を振り返る「思い出のムービー」、1,2年生から3年生への進学進路の実現を励ます「千羽鶴のプレゼント」、そして、3年生から1,2年生への感謝と期待の「メッセージのプレゼント」、そして、「新旧応援団のエール交換」…体育館が温かい拍手と空気に包まれました。3年生もどんなにか心が癒やされ、励まされたことでしょう。

 「正直3年生には卒業してほしくない。でも自分の道をしっかりと歩んでいってほしい。3年生に幸あれ!」と締めくくった丸田副会長の言葉が、全校生徒の思いなんだろうなと感じました。同時に、想像力を発揮し、相手意識のある企画を考えて実行した新生徒会役員の「力の東新」の「力」をとても頼もしく思います。ありがとう!




 2020.2.19 No.585

「感 謝」

 昨夜、ランチルームで今年度最後の「PTA理事会」が開催されました。ご多用の中、差し繰ってご参加くださった25名の役員の皆様に、心から感謝申し上げます。今年度の活動報告と反省、会計中間報告、次年度正副会長選考経過(推薦候補者)報告及び4月初の日程確認などスムーズに行われたことをお伝えいたします。

 さて、今年度は新型コロナ禍の中で、学校現場も様々な制約を受けましたが、子どもたちの成長のためにできる限りのことを行ってきました。また、PTA活動も創立70周年記念事業をメインに進めることができました。これも山崎会長さんのリーダーシップのもと、役員の皆さんのご理解とご協力のお陰です。さらに、今年度でご勇退される田村副会長、吉澤副会長をはじめ、3年生の役員の皆様には、長きにわたるお支えに重ねて感謝申し上げます。東新潟中学校の躍進があるのも、皆様方の献身的なお力添えのお陰です。本当にありがとうございました。


 2020.2.18 No.584

「東新から熊本へ」

 「校長先生、見てください!」今朝学校に来るやいなや、長谷川教頭先生に促されて、小会議室へ行くと机上一杯に広げられた作品がありました。尋ねると、「JRC委員会が、全校生徒に働きかけて集めた熊本の応援メッセージカードです。」とのこと。触れてみると並べられた一枚一枚のカードには生徒の心のこもったコメントが綴られており、きれいな青は「Fight」の文字を表していました。JRCの生徒たちが募金だけでなく、違う方法で熊本の方々を励ましたいという思いが形になり、とてもハッピーな気分になりました。
 
 そう言えば、熊本はこの夏の豪雨で、熊本地震に匹敵する甚大な被害に見舞われて、今もダム建設の是非を含めて復旧が続いているとのことです。生徒の思いは、きっと熊本の皆さんに届くことでしょう。「力の東新」の力は、共感する力、実践する力なのですね。身近な新潟の地から、熊本(日本)、そして世界へと人々の支え合い、助け合いの輪が広がっていくといいですね。皆さんはそういう時代を生きていくのですから。感謝!


 2020.2.17 No.583

「あと8日」

 3年生を温かく送り出そうという心遣いが廊下からも伝わってきます。143名の旅立ちの日が刻一刻と迫ってきています。3年生はやり残したことはありませんか?仲間と十分に語り合いましたか?あなたを支えてくれている人に感謝を伝えることはできましたか?
 東新潟中学校でのかけがえのない時間を胸に刻み、凜とした姿で卒業を迎え、それぞれの道を進んでいってほしいと思っています。

 2020.2.16 No.582

「出願」

 昨日放課後、進路検討委員会(7回)が行われ、後半、公立高校受検の提出書類の最終点検をみんなで行いました。生徒の進学に関わる大事ですので気が抜けません。調査書の所見については、「生徒のよさや頑張り、愛情が伝わってこない。」と言って、何度も書き直させたことを思い出します。生徒の顔を思い浮かべ精一杯心を込めて書く。これが生徒を大切にすることであり、担任の務めです。それにしっかりと応えてくれました。点検を終えた書類を長谷川教頭先生と平松主任から補助してもらいながら、一枚一枚、合格を念じて職印を押しました。
 
 本日、暴風ではありますが、3学年部職員が手分けをして高校に出願書類を提出し、受験票をいただいてきます。感謝!


 2020.2.15 No.581

「天災は忘れた頃に来る」

 2月13日夜11時過ぎに、宮城・福島で震度6強を観測する地震がありました。我が家も結構長く揺れを感じました。(新潟市内は震度4)翌朝、学校の状況を把握するために、車を走らせ校舎内外を巡視しましたが、特に異常が認められなかったので安堵しました。改めて被災に遭われた方、関係者の皆様には、心からお見舞い申し上げます。

東日本大震災から10年が立ちます。あの出来事を忘れかけている人達に、「気を引き締めなさいよ!」と警鐘をならしているかのようです。先月の豪雪もそうですが、自然をあなどることはできません。日頃の備えの積み重ねを大切にしていきましょう。


 2020.2.12 No.580

「人は環境の子なり」

 2月9日「新入生保護者説明会」が、体育館で行われました。当日は151名の保護者の皆様からお運びいただきました。ご入学を心から歓迎いたします。担当からいろいろと細かく説明させていただきましたが、伝わりましたでしょうか。入学前に不明なことがあれば、早めに白井教務主任又は長谷川教頭に遠慮なくお尋ねください。

 中学校は勉強し、よりよい生き方を学ぶ場です。また、思春期の子どもにとって、保護者の皆様の生き方が最高の教育です。どうか中学生になっても目を離さず、心を離さず、お子さんに寄り添い、お子さんの成長を楽しんでください。また、お家の方同士仲良くしてスクラムを組んでいきましょう。笹口・沼垂・木戸はオール東新潟です。私たち東新潟中学校の教職員も精一杯努力します。よろしくお願いいたします。

   2020.2.10 No.579

「東中」

 今日は小林同窓会長さんがお見えになられ、学校の様子や創立70周年事業への感謝をお伝えすることができました。その折にご自身が書かれた東新潟中学校時代の思い出を書いた広報紙(沼垂よりどころ)をいただき、当時の応援練習や新聞部の活動、思春期の男子生徒の心、創立10周年と歌い継がれている校歌への思いなど、楽しく読ませていただきました。草創期は「東新中」ではなく、生徒も保護者も「東中」と呼ぶのが普通だったようですね。これは意外でした。
 「子どもは仲間との遊びや家の手伝いを通して、実生活に生きて働く力が身に付くのではないでしょうか。点数をとるためだけの勉強ではいけませんね。」「年をとっても、思い出を語り合うことで、当時のいろいろなことがつながり、それが若さを保つエネルギーになるんですね。どんな薬より効きますね。」と目を細めていました。
 人との出会いは一期一会といいますが、本当にありがたいご縁をいただいたと感謝しています。3月の同窓会入会式及び卒業式と、生徒の思いや勢いを受け止めていただければ幸いです。




 2020.2.9 No.578

「集中力を高めて(定期テスト)」

 寒の戻りでしょうか。今朝も冷えました。生徒玄関前に立つと生徒たちはそれを感じさせないくらい元気です。当たり前ですが健康が一番です。
 今日、明日は今年度最後の「定期テスト」です。どの教室もピンと張り詰めた空気の中、問題用紙を前に真剣に取り組んでいる生徒の姿がありました。また、問題を作成し、監督する職員も真剣です。生徒にとってはこれも大事な人生経験の一つ。みんな頑張れ!と心の中でつぶやきながら教室を回りました。



 2020.2.8 No.577

「通学路の安全確保(除雪機)」

 今年は例年にない大雪に見舞われ、一時は除雪もままならず、生徒の通学路の確保が難しい状況が続きました。そこで70周年実行委員やPTAの役員の皆さんにご相談したところ、この度「除雪機」を70周年記念事業として一台購入し、学校に寄贈していただくことになりました。さっそく北原用務員さんや消防団を経験している教職員を中心に、校地内、校舎周りの除雪に活用いしていきたいと思います。ありがとうございました。



 2020.2.5 No.576

「探求する心」

 2年生の廊下には、令和3年10月に延期した修学旅行(中部地方)の事前学習(長野方面)の新聞が掲示されています。私はこの作品を読んでいいなと感じたことは、単なる観光紹介ではなく、調べたことが上手く整理されていて、その内容を踏まえて、「自分なりの感想やもっと深く調べたいこと」が書き留められていることです。このことから、その子なりの受け止めや問題意識がよくわかりますし、読み手に新たな気づきを与えてくれます。一方、山梨県は新潟とどんな違いがあるのでしょう。また、世界遺産の富士山はどんな魅力があるのでしょう。リニア中央新幹線は…。興味はつきませんね。

 こうした思考を伴う表現活動は、生徒の力を高めます。また、それを読んで肯定的なコメントを仲間に返してあげることでモチベーションが高まります。どんどんシェア(共有)していきましょう。主体的な学びは、この探究する心が原動力です。頑張れ2年生!最高学年になる日も近い!


 2020.2.3 No.575

「授業で勝負」

 竹内研究主任から次年度の研究の方向について報告がありました。教職員のアンケートを基にしたファシリテーショングラフィックは、「主体的・対話的で深い学びを実現し、生徒の資質・能力を高める」ため、オープンドア研修、3観点評価や振り返り、iPadの活用、授業公開による全員研修など、次年度取り組むべきキーワードが適切に埋め込まれており、職員や研究部の課題意識がよく伝わりました。今後、重点化を図り、具体的な計画作りを進めていきましょう。

 次年度は新潟市教育委員会の「計画訪問」と県中教研「数学部の1年次研究」が予定されています。生徒一人一人がさらに力を伸ばすため、プロ教師としての腕を磨いてほしいですし、それができる教職員集団であると信じています。



 2020.2.3 No.574

「職業調べ」

 先月、1年生の総合的な学習の時間(学年)で、これまで自分たちが興味関心をもって調べてきた職業についての発表がありました。学級でのプレ発表のアドバイスを生かし、どのグループも聞く人を意識した発表を工夫し、仕事の内容や身に付けたい力、就職するまでのプロセスなどをわかりやすく紹介しました。こうした学びが2年生の職場体験活動の基盤になっていくと思います。学習や日常生活の両面で頑張っている1年生の成長がとても楽しみです。





 2020.2.2 No.573

「立春へ」

 今日は124年ぶりの2月2日の「節分」とのことです。四季を分ける節目にあたり、暦の上では明日から「春」です。節分の日には「豆まき」をして、邪鬼を払い、福を呼び込むのが日本の古くからの習わしです。毎年、この頃になると、長女がまだ幼かった頃、三条本成寺の「鬼踊り」を見に出かけ、大泣きされたことを思い出します。(笑)

 さて、今日の昼休み、生徒会役員の新旧引き継ぎ会(1,2年書記局を含む常任委員会)が行われました。(明日は専門委員長)今回は相澤旧生徒会長から、70周年の取組を一緒に進めた旧役員に対するねぎらいの言葉と、新メンバーへの励ましのメッセージがありました。私からはリーダーとしての期待と活動推進の視点について話をしました。その後、短時間でしたが新旧役員同士の顔合わせ及び引き継ぎが和やかに行われました。令和3年の新生徒会の活動に期待が膨らみます。羽ばたけ!東新潟中学校生徒会!


 2020.2.1 No.572

「三者面談」

 2月に入り、卒業式まであと20日、教務室前のカレンダーも更新され、カウントダウンがいよいよ現実となってきました。生徒の皆さんは慌てずに落ち着いて、最後まで頑張り抜いてほしいと思っています。
 今日の午後から3年生は、主として公立高校一般出願のための「三者面談」が始まりました。(~2月3日)生徒も保護者が一緒とあって緊張した面持ちで担任と面談していましたが、願書を受けとり手続きをする3年部職員も、漏れ落ちがないようにと慎重です。 校長室のシャコバサボテンは、ようやく赤い花を一つ咲かせてくれました。ただそれだけのことですが、嬉しい気持ちになりました。